パシフィック・インターナショナル・バレエ・コンペティション バレエ・コンクール PIBC

 

Juries

審査員紹介

 

海外審査員


(アルファベット順)

セベスチェン・アコス エルダー・アリエフ ジェイソン・ビーチー アレン・ボッタイニ
セベスチェン・アコス エルダー・アリエフ ジェイソン・ビーチー アレン・ボッタイニ
カタリーナ・クリストル フィリパ・デ・カストロ ケビン・ダーウェル バーバラ・エヴァセン
カタリーナ・クリストル フィリパ・デ・カストロ ケビン・ダーウェル バーバラ・エヴァセン
ガンバ―トル・ツォルモン チャン・ホン・ゴー カイエ・クルブ ヤン・リンケンス
ガンバ―トル・ツォルモン チャン・ホン・ゴー カイエ・クルブ ヤン・リンケンス
ウラジミール・マラーホフ タデウス・マタチ オリバー・マッツ アグネス・ノルテニウス
ウラジミール・マラーホフ タデウス・マタチ オリバー・マッツ アグネス・ノルテニウス
リサ・パヴァーン シオマラ・レイエス サミラ・サイディ アナレラ・サンチェス
リサ・パヴァーン シオマラ・レイエス サミラ・サイディ アナレラ・サンチェス
アレクサンドル・シェレーモフ メイヴィス・ステインズ マヒェル・スィラード クリスチャン・タチェフ
アレクサンドル・シェレーモフ メイヴィス・ステインズ マヒェル・スィラード クリスチャン・タチェフ
寺田宜弘 ローレル・トト オリビエ・ヴェルクテール
寺田宜弘 ローレル・トト オリビエ・ヴェルクテール

 

国内審査員


(アルファベット順)

マシモ・アクリ 安達悦子 新井崇 厚地康雄
マシモ・アクリ 安達悦子 新井崇 厚地康雄
アレクサンドル・ブーベル ギーポール・ドゥ・サン・ジェルマン ヴィスラフ・デュデック アンドリュー・エルフィンストン
アレクサンドル・ブーベル ギーポール・ドゥ・サン・ジェルマン ヴィスラフ・デュデック アンドリュー・エルフィンストン
福谷葉子 後藤晴雄 伊藤範子 岩本桂
福谷葉子 後藤晴雄 伊藤範子 岩本桂
木村規予香 真忠久美子 三谷梨央 中平絢子
木村規予香 真忠久美子 三谷梨央 中平絢子
中村恩恵 根岸正信 岡部舞 沖香菜子
中村恩恵 根岸正信 岡部舞 沖香菜子
沖山朋子 奥田慎也 小野絢子 大柴拓磨
沖山朋子 奥田慎也 小野絢子 大柴拓磨
遅沢佑介 佐久間奈緒 ヤロスラフ・サレンコ 佐々部佳代
遅沢佑介 佐久間奈緒 ヤロスラフ・サレンコ 佐々部佳代
佐藤麻利香 瀬島五月 マイケル・シャノン 塩谷奈弓
佐藤麻利香 瀬島五月 マイケル・シャノン 塩谷奈弓
須貝りさ 菅野英男 高岸直樹 田中ルリ
須貝りさ 菅野英男 高岸直樹 田中ルリ
鶴谷美穂 フランク・ファントンガレン 山本帆介 横瀬美砂
鶴谷美穂 フランク・ファントンガレン 山本帆介 横瀬美砂

 

ピアニスト


小泉直美
小泉直美

 

セベスチェン・アコス  Sebestyen Akos
タンツ・アカデミー・チューリッヒ 講師

 

セベスチェン・アコス

チューリッヒ・ダンス・アカデミーのマネジメントチームの一人。2009年より同校でクラシックダンス、パ・ド・ドゥ、ヴァリエーションクラスの講師として活躍。 アコスはハンガリーのナショナルダンスアンドファインアーツスクールとワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業後、チューリッヒ芸術大学にて舞踊教育学修士課程を修了。ハンガリー国立ギョルバレエ団、ウィーン国立歌劇場でダンサーとして活躍し、チューリッヒバレエ団ではファーストソリストを務める。彼のレパートリーは、クラシック、新古典派、モダン、コンテンポラリーと多岐にわたる。 また、振付家、審査員、ゲスト講師として、様々なコンクール、公演、学校などで活躍している。

 

エルダー・アリエフ  Eldar Aliev
マリインスキー劇場プリモルスキー・ステージ 芸術監督

 

エルダー・アリエフ

アゼルバイジャンのバクーに生まれる。バクー振付アカデミーを卒業後、ロシアのサンクトペテルブルクのロシア・バレエアカデミー教育学部を卒業。1972年から1992年まで、キーロフ(マリインスキー)バレエ団のプリンシパルを務める。「ドン・キホーテ」「愛の伝説」「海賊」「白鳥の湖」「ラ・バヤデール」「スパルタクス」などで主役を踊る。40カ国以上の一流劇場にツアー、ゲスト出演。
ダンサーとして、ユーリ・グリゴローヴィチ、ローラン・プティ、モーリス・ベジャール、アリシア・アロンソなどの著名な振付師と仕事をした。また、ガリーナ・メゼンツェワ、ガブリエラ・コムレワ、タチアナ・テレホワ、シルヴィ・ギエム、などの優れたバレリーナのパートナーを務めてきた。
1992年、バレエ・インターナショナル(インディアナポリス・バレエ・シアター)にプリンシパルとして招かれ、その後芸術監督となる。インディアナ州で唯一のバレエ団を世界的なプロフェッショナルカンパニーに育て上げ、世界各国で公演を行う。1992年から2005年にかけて、アリエフ氏の指揮のもと、30以上の作品を発表。 2006年以降、ヨーロッパ、アジア、アメリカ各国の一流カンパニーやアカデミーでゲストコンサルタント、コーチ、バレエマスター、振付師として活動。また、ハンガリー国立バレエ団やボストン・バレエ・スクールの芸術監督を務め、ハーバード大学やヴァッサー大学でも講義を行う。
2015年、アリエフは沿海州オペラ・バレエ劇場のバレエ芸術監督に就任。2016年にマリインスキー劇場の沿海州別館となった後もその任に留まる。同年、アリエフは舞踊の分野で中国・瀋陽音楽院の名誉教授の称号を授与され、2017年には沿海州立法議会の名誉ディプロマとロシア連邦の文化大臣のディプロマを授与されている。

 

ジェイソン・ビーチー  Jason Beechey
パルッカ・シューレ・ドレスデン 校長

 

ジェイソン・ビーチー

ジェイソン・ビーチーは熱心なダンス教育者であり、30年以上のプロとしての経験を生かし、2006年よりドレスデン・パルッカ・ダンス大学の学長を務めている。
カナダ国立バレエ学校を卒業後、ワガノワ・バレエ・アカデミー、スクール・オブ・アメリカン・バレエで研鑽を積む。その後、ロンドン・シティ・バレエ団やベルギーのシャルルロワ・ダンスでソリストとして活躍。
ダンスのキャリアと並行して、ワロン・ブリュッセル連盟振付センターの教育ディレクターを務め、ブリュッセルに自身のダンススタジオ「The Loft」を設立・運営。また、「Dance for Life」の募金活動のためのガラを企画し、フレデリック・フラマン、ウィリアム・フォーサイス、ウェイン・マクレガー、アンジェリン・プレリョカージュの芸術監督のもと、D.A.N.C.E.プログラムを創設・コーディネートしている。
パルッカでは、ダンス教育の発展を目指すビーチーの構想に基づいた教育が行われている。 その結果、健康管理チームを設立し、カリキュラムを全面的に見直し、生徒一人ひとりを中心に考えて、バレエ、コンテンポラリー、即興など、包括的でサポート力のある方法で、平等にダンスを学ぶことができるようになった。 ゼンパーオーパー・バレエ団との研修生プログラム、アウトリーチ・プログラム、その他さまざまな取り組みとともに、提携機関や交換プログラムの世界的ネットワークが構築されている。
そのほか、2010年から2018年までドイツ舞踊訓練機関協会の初代スピーカー、2014年のAK|Tビエンナーレの芸術監督、アーロン・S・ワトキンとの『くるみ割り人形』自作の振付などの功績がある。

 

アレン・ボッタイニ  Alen Bottaini
ボッタイニ・メルロ・インターナショナル・スクール・オブ・アーツ 芸術監督

 

アレン・ボッタイニ

イタリアのヴィアレッジョで生まれ。15歳の時、ロイヤル・バレエ・ アッパースクールで1年間学び、その後、S.ペテルブルクのワガノワアカデミーに行き優秀な成績で卒業。 コンテンポラリーダンスを含めトロントのカナダ国立バレエ学校で上級コースを修了。同期間中、 モナコの名門アカデミー・デ・ダンス・プリンセスグレースで、マリカ・ベゾブラゾヴァの下で勉強する機会を持つ。1993年9月にドイツ・ミュンヘンのバイエルン国立バレエに入団。わずか1年後、 サー・フレデリック・アシュトンのラ・フィーユ・マルガルデで、ジョン・ノイマイヤーの真夏の夜の夢でのパックで、若くして彼の価値を証明する機会となり、プリンシパルダンサーとしてデビューする。 ボッタイニは正式に1997年にソリスト、1999年プリンシパルに昇格する。1996年、ヴァルナ国際コンクールでイタリア人 として初めて金賞及び、「Best Artistic Interpretation賞」を受賞。同年、Danza&Danzaの「ベスト・イタリア人ダンサー」に選ばれる。2008年、ドイツ・バヴァリア州で最も敬意のあるKammertänzerとして認定される。また、世界各国(オーストラリア、チリ、ロシアとヨーロッパ各国)でゲスト出演しており、レパートリーは古典作品のほか、ノイマイヤー、フォーサイス、バランシン、 キリアン、マッツエックなど数々の作品を含む。ボッタイニは、多くの国のバレエ団、バレエ学校で指導者として、また振付家として も活躍。スロベニア・オペラの国立バレエなど教師としてのキャリアを始めミュンヘンのラダンザ、イタリア、日本、中国などで指導、ギリシャ国立バレエ団では、アシスタント・ディレクター、振付家、バレエマスターとしても活躍。ポルトガルの国立バレエ団、RAD、 イングリッシュ・ナショナル・バレエ学校などでも教えている。

 

カタリーナ・クリストル  Katharina Christl
ドレスデン・パルッカ舞踊大学 学長

 

カタリーナ・クリストル

ドイツでフリーランスの振付家、パフォーミング・アーティストとして4年間活動した後、フレデリック・フラマンとのコラボレーションを開始し、ベルギーのカンパニー・シャルルロワ/ダンセ・プランKのメンバーとなる。ディラー+スコフィディオ、ザハ・ハディド、ジャン・ヌーヴェル、トム・メインなど、さまざまな建築家のもとでインスピレーション溢れる創作活動に参加。
2005年1月、フレデリック・フラマンの招きに応じ、マルセイユ国立バレエ団(BNM)に入団。フレデリック・フラマンの作品以外にも、下記の振付家の数多くの作品に参加する: リチャード・シーガル、エマニュエル・ガット、ルシンダ・チャイルズ、ステファン・ペトロニオ、アナベル・オチョア・ロペス、ミシェール・ノワレ、パスカル・トゥゾー、遠藤康行など。 2006年、ソロ作品『Manfred』で自身の振付活動を再開し、BNMのための最初の作品となったこの作品をきっかけに、6年にわたる国際ツアーを続ける。2009年、マルセイユ・フェスティバルの依頼によるアーティスティックなコラボレーションで、初のフル・イブニング作品『Get ready, Iʼm done.』を発表し、その後、マルセイユ現代美術館(MAC)で3時間のパフォーマンス作品『klaus t.』を発表した。
ドレスデンのパルッカ舞踊大学から定期的に招聘を受け、2010年にはドレスデンのゼンパーオーパーでのソワレのための振付を手がけた。2012年には、フランスの振付家ミシェル・ケレメニスとデュオ「Le Sixème Pas」を創作し、BNMのレパートリーとして成功を収めた。2014年、BNMから再びカンパニーでのイブニング作品「Identity Shift」の創作を依頼される。
教育者としての特別な著名な知識により、2014年にフランス文化・コミュニケーション省からコンテンポラリー・ダンス教授に認定され、2015年からはドレスデンのパルッカ舞踊大学で振付の教授および修士振付プログラムの責任者に任命されている。この修正された研究プログラムの成功により、ダンス専門誌TANZの芸術批評家たちから、ドイツにおける振付家育成のためのHoffnungsträgerin 2018に選出された。ヘレラウ(ヨーロッパ芸術センター)、CYNETARTビエンナーレ(国際メディアアート・フェスティバル)、Tanzpakt Dresden(ドレスデン)、DANCE Festival Munich(ミュンヘン)、そして現在はTanzplattform Deutschland 2026(ドイツ・タンツプラットフォーム2026)など、さまざまなフェスティバルや機関へのコミッション、審査員、シンポジウムに参加。様々な機関での創作活動を続ける傍ら、ドレスデン市の文化評議会やザクセン芸術アカデミーのメンバーにも任命されている。
2024年9月からはドレスデン・パルッカ舞踊大学の学長を務める。

 

フィリパ・デ・カストロ  Filipa de Castro
ポルトガル国立バレエ団 プリンシパル

 

フィリパ・デ・カストロ

フィリパ・デ・カストロはリスボン出身。リスボン国立音楽院で学ぶ。 卒業後、ポルトガル国立バレエ団に入団。 フランダース王立バレエ団に移籍し、ロバート・デンヴァースの指揮のもと活躍。 その後、ポルトガルに戻り、現在はプリンシパル・ダンサーとして活動する。 「ジゼル」、「ドン・キホーテ」、「白鳥の湖」など、数多くの作品で主役を務める。 2016年、ポジターノ/レオニード・マシーヌ賞の国際年間最優秀ダンサー賞を受賞。 2005年、ポルトガルで「レベレーション・バレリーナ」賞を受賞。 ゲストアーティストとして世界各国のバレエ公演に出演。 2022年、カルロス・ピニージョスの『Nuestros Nombres』の創作に携わり、 リスボンで初演された。この作品は、1998年にノーベル賞を受賞したポルトガルの作家ジョゼ・サラマーゴの作品にインスパイアされたもので、彼女とカルロス・ピニージョスによって上演された。 また2022年、フィリパとカルロスはバレエ用髪飾りなどのアクセサリー・バレエウェアのブランドUniOneを設立。

 

ケビン・ダーウェル  Kevin Durwael
アントワープ王立バレエ学校 校長

 

ケビン・ダーウェル

1998年にアントワープロイヤルバレエスクールを卒業。卒業後オランダにてNDT2(Nederlands Dans Theater)に入団。著名な振付家であるイリ・キリアン、ポール・ライトフット、オハド・ナハリンらと共に働く。1999年にキャリアアップのためにベルギーのフランダースロイヤルバレエへ移籍。ウィリアム・フォーサイス、デイビット・ドーソン、マルシア・ハイデ、クリスチャン・シュプックなどと働く機会を得る。 ダンサー引退後は、フランス、ポーランド、イタリア、トルコ、日本、アメリカ、ポルトガル、イスラエル、南アフリカなどの各国で教師、コーチ、マスタークラスなどを行い、YAGPやヘルシンキTanzolympなどの国際コンクールにてソロやアンサンブルの振付にも携わる。2012年にアントワープアルテシス大学を卒業し、舞踊教師ディプロマを取得。 現在は、アントワープロイヤルバレエスクールにてアシスタントディレクターとして、男性クラシックバレエ、パドドゥ、コンテンポラリーダンスの教師、振り付けを行っている。アメリカン・バレエアカデミーにて講師や振付家としても活躍中。

 

バーバラ・エヴァセン  Barbara Eversen
オーストラリア・ダンス・パフォーマンス・インスティチュート(ADPI)ディレクター、RADデュアル審査官

 

バーバラ・エヴァセン

ブリスベン生まれのエヴァセンはフィリス・ダナハー、マーティン・ルビンスタイン、キャスリーン・デインツリー、ネリー・ポッツなど、著名な教師の下で学ぶ。クイーンズランド・バレエ・シアターでプリンシパルダンサーとして活躍後、自身の学校、ノーザン・バレエ・アカデミーを設立。1976年にはRADに試験官として招聘され、世界各国で講師と生徒をの教育に携わる。1987年、「ヤング・フレンズ・バレエ団」を設立し、多数の子供たちにバレエと振付を教えオーストラリアの学生の芸術とバレエ学校に貢献する。2002年にはRADの職業審査官となる。同年ブリスベン・ダンスセンターのフルタイムコースが、ADPIに発展し、2003年にアルビオンでの現在の地に移転する。現在は、ADPI校長として世界各国のコンクール審査員としても活躍中である。

 

ガンバ―トル・ツォルモン  Ganbaatar Tsolmon
元 モンゴル国立オペラ座 バレエダンサー

 

ガンバ―トル・ツォルモン

1973年10月生まれ。1992年にロシア・ワガノワバレエアカデミーを卒業した後、アジアパシフィックバレエコンクール、国際バレエinニューヨーク、モンゴル民族バレエコンクールで優秀賞などを受賞。東京小牧バレエ団や中国タンジン市バレエ団に招待され公演に出演する。
2010年国立芸術大学クラシックバレエ指導者専門で卒業後、2012年にモンゴル芸術世界の優秀者だけに政府から与えられるモンゴル名誉勲章を受賞。

 

チャン・ホン・ゴー  Chan Hon Goh
ゴーバレエアカデミー ディレクター

 

チャン・ホン・ゴー

カナダ国立バレエ団のプリンシパルダンサーとして20年以上の輝かしいキャリアを持ち、同世代で最も多作なアーティストの一人である。彼女の繊細なリリシズムと感情的な深みは、数々の主役のエッセンスを体現している。また、国際的なコンクールの審査員も務めるなど、常に芸術を追求している。世界の著名なカンパニーのゲスト指導や振付も担当しており、2009年からは、バンクーバーのクリスマス名物である「くるみ割り人形」のエグゼクティブプロデューサーを務め、高い評価を得ている。
また、バンクーバー市の芸術文化政策審議会の創設メンバーでもあり、クリエイティブ・コミュニティに発言力を与えることに貢献している。カナダの文化的生活を向上させるための献身的な彼女の功績では、エリザベス2世ダイヤモンドジュビリーメダル、YWCA Women of Distinction Award、New Pioneers Arts Award、世界的のバレエコンクールのベストティーチャー賞などの栄誉ある賞を受賞している。 2019年には、プリンシパルダンサー、芸術監督、文化大使としてのバレエ界の卓越した功績が認められ、カナダ勲章のメンバーに任命された。 近年では、社会への多大な貢献が認められ、ブリティッシュコロンビア大学から名誉学位を授与された。

 

カイエ・クルブ  Kaie Kõrb
エストニア国立タリン・バレエスクール 校長

 

カイエ・クルブ

1961年1月生まれ。1980年にタリン・バレエスクールを卒業した後、エストニア国立オペラ劇場のバレエ団に入団し、自身のバレエダンサーとしてのキャリアを積み始める。入団後間もなくしてプリンシパル・バレエダンサーに昇格。代表作は白鳥の湖、ライモンダ、ジゼル、ドン・キホーテ、ラ・バヤデールを始めとする数々のクラシックバレエ作品である。クラシックバレエのみならず、カルメンや、アントニウスとクレオパトラ、マルグリットとアルマンのマルグリットなど、様々なモダンダンスの振付家と仕事をしてその活動の幅を広げていった。1999年に正式にタリン・バレエスクールの教師になり、同時期にロシア、モスクワにあるGITIS大学でバレエ教育者としての学びを深め、同校を2006年に卒業。2012年にはタリン・バレエスクールの校長に就任。現在は各校のトップとしてタリン・バレエスクールの発展と、生徒の育成に勤しんでいる。

 

ヤン・リンケンス  Jan Linkens
ハーグ王立音楽院バレエ科 校長

 

ヤン・リンケンス

オランダ・マーストリヒト生まれ。ハーグのロイヤル・コンセルヴァトワールにてダンスを学ぶ。1977年にオランダ国立バレエに入団。17年間をダンサー、振付家やそして後にバレエマスターとして活躍する。ダンサーとして、ピーター・ライトなどの振付と踊り、フレデリック・アシュトンなどの振り付けの作品も舞台で経験する。1994年からの五年間は芸術監督並びに専属の振付家としてドイツ・ベルリンのTanztheater der Komischen Operで活躍。2009年から2年間はポルトガル国立バレエ団で教師として勤めたほか、ダンサーとクラシックからタンゴまで様々な舞台に立つ。2011年から2016年にかけてはアムステルダムにある国立ダンスシアターで芸術監督、2014年からはハーグのロイヤル・コンセルヴァトワールの教師として後輩育成に尽力している。

 

ウラジミール・マラーホフ  Vladimir Malakhov
元ベルリン国立バレエ団 芸術監督

 

ウラジミール・マラーホフ

ウクライナのクルィヴィーイ・リーフに生まれる。4歳でバレエを始め、10歳のときに、ボリショイ・バレエ学校に入学。1986年にモスクワ・クラシック・バレエ団に入団し、最年少のプリンシパルとなる。また同年にはヴァルナ国際バレエコンクール金賞、1989年にはモスクワ国際バレエコンクールで金メダルを受賞する。1992年にウィーン国立歌劇場バレエ団、1994年にはカナダ国立バレエ、1995年、ABTのプリンシパルとして活躍。2002年にはベルリン国立バレエ団の芸術監督に就任。現在は東京バレエ団のアーティスティックアドバイザーを務める。

 

タデウス・マタチ  Tadeusz Matacz
ジョンクランコ・バレエスクール ディレクター

 

タデウス・マタチ

ワルシャワの国立バレエアカデミーでバレエ教育を受け、レオニード・ジュダノフのもとで教育学を学ぶ。 1977年、ワルシャワ大劇場でダンサーとしてデビューすると同時に、ワルシャワのバレエ学校でバレエ教師を務める。1979年から1984年まで、ワルシャワ大劇場のプリンシパル・ダンサーとして活躍。1984年から1992年まで、カールスルーエのバディッシュ州立劇場でソリストを務め、1988年からは教師としても活躍している。1992年から1998年まで、カールスルーエ州立劇場のバレエ・マスターと振付師を務める。1990年から1998年までは、フランクフルトバレエ団、トゥールーズバレエ団、ワルシャワ大劇場、1997年から1998年まではシュトゥットガルトバレエ団の客員教師として勤務した。 1999年1月1日より、シュトゥットガルトのジョン・クランコ・スクールのディレクターを務めている。また、著名な国際バレエコンクールの審査員として定期的に招かれている。

 

オリバー・マッツ  Oliver Matz
スイス国立チューリッヒ芸術大学タンツ・アカデミー・チューリッヒ ディレクター

 

オリバー・マッツ

スイス国立チューリッヒ芸術大学のタンツ・アカデミー・チューリッヒのディレクター。ドイツ国立ベルリンバレエ学校にてマーティン・プッケに師事し、その後ドイツ国立オペラ座バレエ団にて活躍。1985年に第一ソリストに指名される。ヴァルナ国際バレエコンクール銅メダル、ヘルシンキ国際バレエコンクール1位、ジャクソン国際バレエコンクール金メダルを始めとする様々な国際的な賞を受賞し、1995年には名誉ある「ベルリン・チャンバー・ダンサーズ」の称号を授与された。 世界各地のバレエ団にゲストダンサーとして招かれ、ルドルフ・ヌレエフ、ローラン・プティなど多数の国際的な著名人と舞台を共にした。ドイツ国立ベルリンオペラ座バレエ団の名誉団員であり、世界的に知られるドイツ人ダンサーの一人。 2004年よりスイス国立チューリッヒ芸術大学タンツ・アカデミー・チューリッヒを率いることになった。 男性ダンサーのクラシックバレエ、クラシックレパートリーの優れた指導者であり、指導した生徒の多くが国際バレエコンクールで華やかな成績を収めている。

 

アグネス・ノルテニウス  Agnès Noltenius
国立マンハイム音楽舞台芸術大学 芸術監督

 

アグネス・ノルテニウス

アグネス・ノルテニウスは、パリオペラ座バレエ学校にて8年間勉強した後、ストラスブールのバレエデュリンに参加し、クラシックレパートリーの舞台に立つ。フレミング・フリントの「レッスン」のルドルフ・ヌレエフとセルジュ・リファーの「フェドレ」のマイヤ・プリセツカイアのパートナーとしても活躍。
1989年、ウィリアム・フォーサイスと出会い、フォーサイスのカンパニーであるバレエフランクフルトに所属し12年間活躍する。
2002年、同カンパニーから離れ、ウィリアム・フォーサイス含め、クラシック、レパートリー、そして彼のインプロヴィションを教えることに専念する。 アグネスは、ウィリアム・フォーサイス(Steptext、Artifact、Herman Schmermann、In the Middle Somely Elevated)のバレエをノースカロライナダンスシアター、ソウルのユニバーサルバレエ、サンパウロコンパニアディダンカ、マドリッドのコンパニアナシオナルデダンザ、イングリッシュナショナルバレエ、ストックホルムのロイヤルスウェーデンバレエ、カナダナショナルバレエ等、様々なカンパニーでゲスト講師として指導する。
2003年には、ComplexeEditionsとArteEditionsから「写真集DETAIL-FORSYTHE」(アグネス・ノルテニウス著)が出版される。
2020年9月から、マンハイム音楽舞台芸術大学の芸術監督に就任、同校ダンス科で教授を務める。

 

リサ・パヴァーン  Lisa Pavane
オーストラリアン・バレエ学校 ディレクター

 

リサ・パヴァーン

ニューサウスウェールズ州ニューカッスル生まれ。オーストラリアン・バレエ学校を卒業し、1981年 にオーストラリアン・バレエ団に入団。1983年に同団のソリスト、1986年にプリンシパル アーティストに昇格。1994年にはイングリッシュ・ナショナル・バレエ団にシニア・プリンシパルとして 入団。 ボストンバレエ、キーロフバレエ団、バーミンガムロイヤルバレエ団にゲストアーティスト として出演し、国際的に活躍する。
オーストラリアン・バレエ学校大学院を経て、2015年に同学校のディレクターに就任。就任後、 ユースアメリカングランプリの審査員として参加し、ニュージーランドで隔年開催されるアラーナ ヘインズオーストラリアンアワードコンクールにて審査員長を務める。2018年にはスイスの ローザンヌ国際バレエコンクール、香港の北京国際ダンスコンクール、アデリーヌジュネ決勝などの 権威ある国際バレエコンクールの審査員に加わる。

 

シオマラ・レイエス  Xiomara Reyes
ワシントン・スクール・オブ・バレエ 校長

 

シオマラ・レイエス

キューバ出身。キューバ国立バレエ学校で学び、同バレエ団でソリストとして舞台に立つ。ペルーの国際バレエコンクールで金賞、パリ国際バレエコンクールで銀賞、ヴァルナ国際バレエコンクールでベストカップル賞を受賞。その後はベルギー・フランダース・ロイヤルバレエ団でソリストとして7年間在籍し、アメリカンバレエシアターに移籍。最初の2年をソリストとして、その後の12年間をプリンシパルとして活躍。2015年の退団後は、ゲスト・アーティストとして国内外の様々な舞台に出演。現在はワシントンバレエ学校の校長として指導をするほか、バレエ夏期講習の主催をするなど、未来のダンサーの育成に尽力している。

 

サミラ・サイディ  Samira Saidi
ロイヤル・バレエ・カンパニー レペティトゥール

 

サミラ・サイディ

サミラ・サイディは、1979年にロイヤル・バレエ・スクールを卒業し、サドラーズ・ウェルズ王立バレエ団(現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)に入団。20年のキャリアの中で、フレデリック・アシュトン、ニネット・ド・ヴァロワ、ケネス・マクミラン、ピーター・ライトらと仕事をし、『ジゼル』や『オデット/オディール』など、多くのクラシック・レパートリーで主役を踊った。デヴィッド・ビントリーの長編バレエ『雪の女王』では主人公の雪の女王を演じた。引退後は、国内外の学生やプロのダンサーを指導し、世界中のバレエコンクールの審査員も務めている。2012年にイングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールのダンス・ディレクターに任命され、2017年までロイヤル・バレエ・スクールの主任教師として活躍した。2022年からは、ロイヤル・バレエ・カンパニーのゲスト・レペティトゥールとして招かれた後、同カンパニーのダンサーたちの指導とコーチングに携わり、現在のレパートリーに取り組み続けている。

 

アンナレラ・サンチェス  Annarella Roura Sanchez
アンナレラ・サンチェス・インターナショナル・バレエ・コンサーヴァトリー ディレクター

 

アンナレラ・サンチェス

1971年キューバ生まれ。キューバ・カマグエイにあるキューバ・バレエスクール及び、高等芸術学校を卒業し、ポルトガル・リスボンダンス高等学校にてディプロマを取得する。現在、ポルトガル・レイリアにあるアンナレラ・サンチェス・インターナショナル・バレエ・コンサーヴァトリーのディレクターである。アナレラ・サンチェスは、特に6〜14歳の生徒に対するバレエ指導法に秀でており教育者として名を馳せている。
キューバ国立バレエ団での厳しい鍛錬に基づき、また長年にわたり献身的にバレエに取り組むことで、レイリア(ポルトガル)出身のみならず、世界中から若いダンサーが集まり、ユースアメリカグランプリ、南アフリカ国際バレエコンクール、ヴァルナ国際バレエコンクール、北京国際バレエ振付コンクールとローザンヌ国際コンクール等、著名な国際コンクールで1位を獲得するなど数々の成功を収めている。
アナレラ・サンチェスの学生は、スペイン、イタリア、フランス、メキシコ、米国、キューバ、ドイツ、ルーマニア、パナマなどのダンスフェスティバルとガラコンサートに定期的に招待され、様々な国のプロのダンサーとステージを共にしている。

 

アレクサンドル・シェレーモフ  Alexandr Shelemov
ロシア国立ノヴォシビルスク・バレエ学校 副校長

 

アレクサンドル・シェレーモフ

ロシア連邦文化功労者、国立ノボシビルスクバレエ学校副学長、クラシックバレエ・デュエットクラス担当教師。 1960年ロシア・イジェフスク生まれ。モスクワ国立舞踊学校(通称:ボリショイバレエ学校)卒業後、ノボシビルスク国立オペラバレエ劇場へ就職。『白鳥の湖』王子、『ジゼル』アルブレヒト、『眠れる森の美女』デジレ王子、『スパルタクス』クラッスス、『ロミオとジュリエット』パリス等、主要な役を務める。2002年国立ノボシビルスク教師大学を卒業。 25年間当バレエ学校の教師を務めている。その他、ロシア国内や海外(韓国、日本)で数多くのセミナーやマスタークラスを行い、その功績が認められ、ロシア連邦から文化功労者の勲章が授与された。

 

メイヴィス・ステインズ  Mavis Staines
カナダ・ナショナルバレエスクール 芸術監督・CEO

 

メイヴィス・ステインズ

メイヴィス・ステインズは、ダンス教育者としてカナダ国内のみならず世界中で、ダンスの教え方、演じ方、鑑賞や共有の仕方に革命を起こしてきた。カナダ国立バレエ学校の芸術監督を30年以上務め、ダンスにおける卓越性、平等性、包括性向上の先導者としての地位を築いた。
ケベック州イースタン・タウンシップで生まれたステインズは、カナダ国立バレエ学校でバレエを学ぶ。NB卒業後、カナダ国立バレエ団とオランダ国立バレエ団のファースト・ソリストとして活躍。その後、NBSのティーチング・トレーニング・プログラムに参加し、1982年にNBSの講師陣に加わる。1989年に芸術監督に就任。
ステインズは、NBS のエリート・プロフェッショナル・バレエ・プログラムの生徒たちの健康の維持のため、教育学、マインド・ボディ・アウェアネス、ダンサー全体の育成における先進的なアプローチに焦点を当て、クラシック・バレエ・トレーニングの必要性について注目を集めるきっかけとなる。芸術におけるテクノロジーの探求、分野を超えたコラボレーション、パートナーシップに対する彼女の真摯な熱意により、カナダとNBSはバレエ界の世界的リーダーの地位を確立した。 1993年から1995年までローザンヌ国際バレエコンクールの審査員を務め、1998年と1999年には審査委員長を務める。2001年、ボランティアとしてローザンヌ国際バレエコンクールの次期芸術会長を引き受け、2002年から2008年まで芸術会長を務める。
ステインズは、ダンスがすべての人にもたらす恩恵を生涯信じ続け、NBSシェアリング・ダンスの設立と急成長を推進し、世界のどのバレエスクールよりも幅広いコミュニティ・プログラムを網羅している。ダンスの力をより身近なものにしようとする彼女の努力により、これまでに16万人以上のあらゆる年齢、能力、目標を持つカナダ人に踊る機会を与えた。メイヴィス・ステインズは、2019年にカナダ総督舞台芸術賞(GGPAA)受賞。カナダ勲章メンバー、およびエリザベス2世ダイヤモンド・ジュビリー・メダルを受賞。

 

マヒェル・スィラード  Macher Szilárd
国立ハンガリアン・ダンス・アカデミー 校長

 

マヒェル・スィラード

ジュール市バレエ学校で1985年から1991年の間学び、ハンガリアン・ダンス・アカデミーに転校、1995年に卒業する。1994年からハンガリー国立オペラ座のダンサーになり、間もなくプリンシパルとして活躍した。代表作はくるみ割り人形の王子、白鳥の湖のロットバルト等の古典作品の主役から、幅広い。2000年からはハンガリー国立オペラ座の名誉プライベートダンサーとして認められている。2002年にはインテルリーラ賞、2007年にはハランゴソー・ジュラ賞を授与された。
マヒェルは文字通りの勉強家であり、1996年にはハンガリアン・ダンス・アカデミーのクラシックバレエ教育学を専攻し、1998年に卒業。また間もなく2000年には理論専門作家を専攻し、2003年に卒業。その後2004年には舞台・映像芸術大学に入学し2007年に卒業。2015年に博士課程を修了。1998年からハンガリアン・ダンス・アカデミーに移り、アシスタント講師、副講師、講師、准教授、副校長等全ての段階を経て、現在校長を務めている。

 

クリスチャン・タチェフ  Christian Tatchev
クイーンズランド・バレエ・アカデミー ディレクター

 

クリスチャン・タチェフ

クイーンズランド・バレエ・アカデミーのディレクター。クリスチャン・タチェフは、ブルガリアのソフィアにある国立振付学校で学ぶ。16歳でプロとしてのキャリアをスタートさせ、ほどなく主役を務め、21歳でプリンシパル・アーティストに昇格する。主なレパートリーとして、クラシックの主要レパートリーの主役や、現代の著名な振付家の作品の数々を踊る。 2008年、クイーンズランド・バレエ(QB)のインターナショナル・ガラに参加後、同バレエ団に入団。2011年に舞台を引退した後、QBのバレエ・マスターに就任。2013年にトレーニング・ディレクターに就任し、2016年にはクイーンズランド・バレエ・アカデミー・ディレクターに就任する。QB以外にも、ソフィア国立歌劇場バレエ団、ブルガリアのコンテンポラリー・ダンス・カンパニー、バレエ・アラベスク、PACTバレエ団(ヨハネスブルグ)、ケープタウン・シティ・バレエ団、南アフリカ・バレエ・シアターなどで活躍。
現在もキャラクター・アーティストとしてバレエ団の公演に参加するほか、国内外の様々なバレエ・コンクールの審査員も務めている。

 

寺田 宜弘  Terada Nobuhiro
キエフ国立バレエ学校・芸術監督

 

寺田宜弘

1976年京都で生まれ、1987年キエフバレエ学校に入学。卒業後キエフバレエ団にソリストとして入団、のちにウクライナ・アカデミー大学芸術学部教育学科を卒業。2002年にはロシア正教会より聖スタ二スラフ勲章受章、2003年にはウクライナ大統領よりウクライナ功労芸術家の称号を受ける。2007年より京都バレエシアター芸術監督に就任し、数々の全幕作品を手掛けるほか、観光大使としても出身地京都の振興・国際交流に寄与する。2012年にはキエフ国立バレエ学校芸術監督に就任、ウラジーミル・マラーホフ振付作品をはじめ多くの国際的な公演を成功させる。国際バレエコンクール、キエフ国際バレエコンクール、韓国国際バレエコンクール等、様々な国際的コンクールの審査員を務める。ウクライナ国民芸術家の称号を授与され、2020年よりウクライナ国立文化芸術アカデミー教授に就任するなど、多岐に渡って活躍。

 

ローレル・トト  Laurel Toto
カナダ・ナショナルバレエスクール ジュニアスクール代表

 

ローレル・トト

生粋のニューヨーカーであるローレル・トトは、ハイスクール・オブ・パフォーミング・アーツとジョフリー・スクール・オブ・バレエでアンナとイゴール・ユースケヴィッチに師事。10 年間プロダンサーとして過ごした後、ローレルはカナダナショナル・バレエ・スクールのプロフェッショナル向け、ティーチャー トレーニング プログラムに参加する。卒業後は同スクールの芸術学部の一員として後進の指導に情熱を注ぐ。現在は、プロフェッショナル・バレエプログラムのジュニアスクール校長の職に就き積極的に学生の指導を行っている。またローレルは、カナダ国立バレエ団で毎年恒例の「くるみ割り人形」でリハーサルディレクターも務めており、日本、ドイツ、アメリカの舞台公演ではNBSの学生に同行し指導を行ってる。今日までカナダ、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、日本でゲスト講師を務めてきました。

 

オリビエ・ヴェルクテール  Olivier Vercoutère
国立ミュンヘン音楽舞台芸術大学バレエアカデミー バレエマスター

 

オリビエ・ヴェルクテール

オリビエ・ヴェルクテールは、フランスのワットルローで生まれ、シュトゥットガルトのジョンクランコ・バレエスクールで学ぶ。卒業後、シュトゥットガルトバレエ団に入団し、1995年にはミュンヘン州立バレエ団に入団しソロを踊る。1996年には、ベルリン国立バレエ団でも活躍し、1999年にはミュンヘン州立バレエ団に戻りその後ソリストに昇格。プティパ・ゴルスキーの「ドン・キホーテ」、ジョン・クランコの「ロミオとジュリエット」、ヤコポ・ゴダーニの「アフターダーク」、ジョン・ノイマイヤーの「幻想、白鳥の湖のように」などに多数出演。現在は、国立ミュンヘン音楽舞台芸術大学バレエアカデミーで教え、ミュンヘン州立バレエ、ジュニアカンパニーのバレエマスターを務める傍ら、ジャパングランプリなど審査員も務める。

 

マシモ・アクリ  Massimo Acri
元 スイス・バーゼル市立劇場バレエ団 ソリスト・アクリ・堀本バレエアカデミー 主宰

 

マシモ・アクリ

ローマ・ナショナル・アカデミー・バレエスクール出身。
1980年 イタリア・フィレンツェバレエ団入団。3年間活躍する。
1983年 フランス・パリ留学。
1984年 ドイツ・ザールブルッケン市立劇場バレエ団へソリストとして入団。
1985年 ドイツ・ドルトモント市立劇場バレエ団へソロとして入団。
      最優秀アーティスト賞受賞。
1988年 ドイツ・ボン市立劇場バレエ団へ入団。4年間活躍する。
1992年 スイス・バーゼル市立劇場バレエ団へ入団。2年間活躍する。
1993年より日本バレエ協会、新国立劇場など、日本の各地でゲスト出演。
眠りの森の美女のカラボス、白鳥の湖のロットバルト、くるみ割り人形のドロッセルマイヤー、シンデレラの姉妹など、キャラクターダンサーとして活躍している。
1995年よりアクリ・堀本バレエアカデミー 主宰。
2010年 第67回東京新聞全国バレエコンクールにて指導者大賞受賞をはじめ、国内外のコンクールにおいて指導者賞を多数受賞。ローザンヌ国際バレエコンクールでも入賞者を輩出している。
2012年 埼玉グローバル賞受賞、および埼玉親善大使就任。

 

安達 悦子  Adachi Etsuko
東京シティ・バレエ団理事長・芸術監督

 

安達 悦子

松山バレエ学校で学び、バレエ団でソリスト・プリマとして踊る。1979年慶應義塾大学在学中、第1回アメリカジャクソン国際コンクール銅メダル受賞。同年、文化庁芸術家在外研修員として2年間モナコに留学し、マリカ・ベゾブラゾヴァの指導を受ける。1986年東京シティ・バレエ団入団。プリマとして迎えられ、「白鳥の湖」「ジゼル」「コッペリア」「エスメラルダ」「真夏の夜の夢」などに主演する傍ら、オペラの振付けなども手がける。2008年文化庁研修員としてベルリン国立バレエ団に派遣され、ベルリンを拠点にヨーロッパ各地で研鑽を積む。2009年4月より、東京シティ・バレエ団理事長および芸術監督に就任。江東区との芸術提携を軸に多彩なバレエ団活動に努め、「ベートーヴェン交響曲第7番」(ウヴェ・ショルツ振付)の日本初演を実現させ好評を博した。また、NHK放送「ローザンヌ・バレエコンクール」の解説者のほか、「TANZOLYMP」(ベルリン)や「Korea International Ballet Competition」(韓国)など国内外のバレエコンクールの審査員も務め、献身的なバレエ教育を行っている。 主な受賞歴に、音楽新聞新人賞、第30回橘秋子優秀賞(2004年)、第38回橘秋子特別賞(2016年)など。 現在、洗足学園音楽大学バレエコース教授。

 

新井 崇  Arai Takashi
Prodancer.info 代表

 

新井崇

第4回 アジアパシフィックバレエコンクール ジュニア第1位
文部大臣賞受賞。
英国 Royal ballet school 首席卒業。
Birmingham Royal Balletで研修後、Stadttheater Bonnはじめ、ヨーロッパ各地のバレエ団を経て、帰国。
第11回 こうべ全国洋舞コンクール シニア第1位を受賞。
新国立劇場バレエ団 登録ソリストとなる。
その後、フリーランスのダンサーとして国内外で著名な振付家の公演、 バレエ協会やバレエ団の公演、舞台などにゲスト出演する他、 劇団四季などのミュージカル、ジャズやストリートダンスの公演にも参加する。 現在は主に全幕バレエの演出・振付家である。「白鳥の湖」「眠りの森の美女」 「くるみ割り人形」 「ドン・キホーテ」 「シンデレラ 」「コッペリア」 「ラ・シルフィード」 「ジゼル」「リーズの結婚」など、数々の作品を手掛ける。
またゲスト講師として、海外留学やプロダンサーを目指す後進の育成指導、 日本各地でWS開催するなど幅広く活動している。Prodancer.info 代表。

 

厚地 康雄  Atsuji Yasuo
元 バーミンガムロイヤルバレエ団 プリンシパル

 

厚地康雄

栃木県出身。石原千代に師事する。
2003年に英国ロイヤルバレエスクールに留学し、2006年の卒業公演ではアシュトン『誕生日の贈り物』の主役を務め、卒業後バーミンガムロイヤルバレエ団(BRB)に入団した。 2011年BRB監督デービッド・ビントレーの新国立劇場バレエ団芸術監督兼任を機に、彼に勧められて同バレエ団にソリストとして移籍する。同年の『くるみ割り人形』で主役デビュー、翌年ファーストソリストに昇格。2年半の在籍中、『ジゼル』『ドン・キホーテ』『シンデレラ』『アンナ・カレーニナ』など、多数の作品で主役を務めた。
2013年に、BRBにファーストアーティストとして再入団。同年、ライト『くるみ割り人形』、ビントレー『パゴダの王子』で主役に抜擢され、翌年ソリストに昇格し、その後、ライト『白鳥の湖』、ビントレー『美女と野獣』『シンデレラ』『テンペスト』、クランコ『じゃじゃ馬ならし』をはじめ、多数の小作品でも主役を演じ、2017年にファーストソリストに昇格した。 2018年、マクミラン『ロミオとジュリエット』、アシュトン『リーズの結婚』の主役を演じ、同年の日本ツアーではライト『眠れる森の美女』の王子で錦を飾り、同団初めての日本人男性プリンシパルになった。

 

アレクサンドル・ブーベル  Aleksandr Buber
元 ベラルーシ国立バレエ団 プリンシパル

 

アレクサンドル・ブーベル

2001年 ベラルーシ国立バレエ学校を卒業。同年ベラルーシ国立バレエ団 ソリストとして入団
2003年 ベラルーシ国立バレエ団プリンシパルに昇格
2005年 期待される若者に贈られる大統領賞を受賞
2006年 K-ballet Tokyoソリストとして入団
2009年 K-balletを退団
現在フリーダンサーとして活躍するかたわら講師、コンクール審査員なども務めている
2011年 渡部ブーベルバレエアカデミー開校


【受賞歴】
2001年 インターナショナルコンクール "カザン" にてファイナリスト ディプロマ
2003年 フィリップモリス デビュー賞 
2004年 インターナショナルコンクール "ヴァルナ" にて審査員特別賞およびファイナリスト ディプロマ
2005年 世界モダン&バレエコンクール 金賞 受賞
2006年 インターナショナルコンクール "ジャクソン" アメリカ にてファイナリスト ディプロマ

 

ギーポール・ドゥ・サン・ジェルマン  Guy-Paul Ruolt De St Germain
元マルセイユオペラ座、ロンドンシティバレエダンサー

 

ギーポール・ドゥ・サン・ジェルマン

Jeune Ballet de France, ローラン・プティ設立のマルセイユナショナルバレエ、ロンドンシティバレエ、ウィーンフェスティバルバレエ、バレエクラシックサラゴサなど30年間以上にわたりヨーロッパ各地で踊る。 彼のダンスキャリアに並行し、フランスでの演劇活動、ミュージックビデオ(エルトン・ジョン)や映画、フランス、イタリアとイギリスでの定期的なテレビ出演を果たす。 また、何年間も国際的に賞賛されたミュージカルキャッツのミストフォリスの役をつとめパリ、ロンドンのウェストエンド、アムステルダムとUKツアーをおこなう。 ヨーロッパ各地の多くの学校で指導をする。ロゼラ・ハイタワー (カンヌ)、オフジャズダンスセンター(ニース)Urdaingアカデミーとウェスト・ストリートスクール(ロンドン)ハモンドスクールパフォーミングアーツ(チェスター)などでバレエの指導を行う。 2006年以来、ゲストダンサー、特別教師として定期的に来日。

 

ヴィスラフ・デュデック  Wieslaw Dudek
元 ベルリン国立歌劇場 プリンシパル

 

ポーランドのオストロフ、ウィルコポルスキで生まれる。1987年にロッジバレエスクールに入学、卒業時1996年にはベストポーランドスチューデント賞を受賞し、ワルシャワ国立歌劇場に入団。1年後にロッジ歌劇場に移籍し、2年後には同劇場のプリンシパルに昇格、様々なレパートリーを踊る。2000年、シュトゥットガルトバレエ団に移籍。2003年にはベルリン国立歌劇場にソリストとして入団し、2005年にはプリンシパルに昇格する。オネーギン、ロメオ&ジュリエット、白鳥の湖、くるみ割り人形等クラシック作品の主役に加え、バランシン作品や、その他数々の振付家の作品を得意とした。2003年には自身の作品「Gute Fahrt」をシュトゥットガルトにて発表し、振付家としての才能も発揮し始める。同年にシュトゥットガルトにてバレエ教師の資格を取得してからは、教師としての活動も幅広く行っている。シュトゥットガルトバレエ、ベルリン国立歌劇場、ハンガリアン・ダンス・アカデミー等でセミナーを行う。2015年には、今までの功績を称えられ、ポーランド、ロッジ市から特別功労賞、文化芸術賞を贈られる。現在は妻の中村祥子と共に日本に活動の拠点を移し、K-Ballet Tokyoや東京シティバレエでのセミナー、YAGPで講師、その活動は多岐に渡る。

 

アンドリュー・エルフィンストン  Andrew Elphinston
元 ロイヤルニュージーランドバレエ団 ソリスト

 

9歳よりアン・フレイザーダンススクールでバレエを始める。16歳でオーストラリア国立バレエ学校に入学。卒業後英国エルムハーストバレエ学校へ留学し、さらに一年間バレエの技術を学ぶ。2000年ウェストオーストラリアバレエ団と契約、 同年ロイヤルニュージーランドバレエ団へ移籍。ソリストとして活躍する。
2017年BASI ピラティスインストラクター資格取得。
2003年より貞松浜田バレエ団のプリンシパル(主役)ダンサーとして活躍。
2018年退団後、BalletCompanyWestJapanの主要ダンサー/バレエマスターとして活躍。

全国舞踊コンクールパドドゥ部門第1位など受賞。
日本バレエ協会ほか各地よりゲストとして招かれ、全国的に活躍中。
「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「ドン・キホーテ」「ジゼル」 「ラ・バヤデール」「ロミオとジュリエット」「アンナ・カレーニナ」 「泥棒詩人ヴィヨン」「ショピニアーナ(レ・シルフィード)」「海賊」「椿姫」 の主役をレパートリーに持ち、国際的振付家のバランシン、イリ・キリアン、オハッド・ナハリンの作品も踊る。

 

福谷 葉子  Fukutani Yoko
西岡・福谷バレエ団 代表

 

福谷葉子

有馬バレエ教室にてバレエを始め、京都バレエ専門学校に入学。
在学中、フランス工藤大貮師宅に短期留学や、東京新聞社主催全国舞踊コンクールパドドゥ部入賞1位、NBA全国バレエコンクールシニア部第3位等、数多く上位入賞を果たし、専門士、教員資格を取得して卒業する。卒業後はフリーランスのダンサーとして活躍。
シアタードラマシティのダンスアクトシリーズ『ジャンコクトー堕天使の恋』演出:小池修一郎 振付:上島雪夫、前田清実、金森譲 音楽:宮川彬良でデビューを果たした後は、バレエのみならず様々な舞台で活躍する。 2015年まで、有馬龍子バレエ団(現:京都バレエ団)の特別団員として『くるみ割り人形』クララ『パキータ』エトワール、『屏風』京子『騎兵隊の休息』テレサ『ドンキホーテ』キトリの友人などのソリストを務める他、パリオペラ座のエトワールダンサーであるカールパケットをパートナーに『エスメラルダ』GP、『祭りの夜』を主演。ミカエルドナール、エリザベッドプラテル、カリンアベルティ等から指導を受ける。
2007年に福谷葉子バレエスタジオを開校し、ローザンヌ国際コンクールセミファイナリスト、ユースアメリカグランプリニューヨークファイナルファイナリスト、神戸新聞社主催全国洋舞コンクール第1位受賞者などの個性溢れるダンサーを数多く輩出し 2020年一般社団法人西岡・福谷バレエ団を設立し代表を務める。

 

後藤 晴雄  Goto Haruo
元 東京バレエ団 プリンシパル・Ballet Studio Myrtle 主宰

 

後藤晴雄

愛知県出身。幼少よりクラシックバレエを始める。
1991年 東京バレエ団入団。92年、夏の海外公演に参加し、バランシン振付『水晶宮』第1楽章のエトワールに選ばれる。 同年秋の海外公演では、足腰の強さ、シャープな表現力、スケールの大きさを評価され、弱冠19歳でベジャール振付『ザ・カブキ』の由良之助に抜擢され、マリインスキー劇場で踊る。『白鳥の湖』・『ドン・キホーテ』等主な古典全幕作品の他、アシュトン振付『真夏の夜の夢』、ラコット振付『ドナウの娘』に主演。
ベジャール作品では、早くから大役を射止め、93年『M』世界初演では三島の分身"Ⅱ―二"、96年『ペトルーシュカ』東京バレエ団初演ではタイトルロールを踊る。以後、『火の鳥』のフェニックス、『春の祭典』のリーダー、『くるみ割り人形』光の天使、『ギリシャの踊り』ソロ、ハサピコ、『中国の不思議な役人』無頼漢の首領、『ボレロ』等を踊っている。  11年、『田園の出来事』ラキティン役でシルヴィ・ギエムと共演。 12年、NHKニューイヤーオペラコンサートで『牧神の午後』に初主演するとともに、パリ・オペラ座ガルニエ宮で『ザ・カブキ』主演を果たす。14年に退団後も特別団員として籍をおき、名古屋市にBallet Studio・Myrtleを開校。

 

伊藤 範子  Ito Noriko
谷桃子バレエ団 シニアプリンシパル

 

伊藤範子

6歳より谷桃子バレエ団研究所でクラシックバレエを習い始め、18歳で英国Ballet Rambert Schoolへ留学。その間サドラーズウエルズシアターにてBallet Rambert 60周年記念公演にAntony Tudor振付「Soiree Musicale」のタランテラ役で出演。 スクールパフォーマンスにて「眠れる森の美女」オーロラ姫のパ・ド・ドゥを踊り卒業。 帰国後、谷桃子バレエ団に入団。「白鳥の湖」「ジゼル」「シンデレラ」「ドン・キホーテ」「リゼット」「ロミオ&ジュリエット」「令嬢ジュリー」等の全幕の主役をレパートリ―とし、ほか多数のバレエフェスティバルに出演、バレエ団内外でプリンシパルとして活躍。東京新聞主催全国舞踊コンクールジュニアの部第3位、シニアの部第2位。1995年「村松賞」受賞。
近年では創作作品「道化師~パリアッチ~」「ホフマンの恋」「HOKUSAI」を演出・振付し、チャコット主催公演「バレエ・プリンセス」「バレエ・ローズ・イン・ラブストーリーズ」やバレエ協会神奈川ブロック「ドン・キホーテ」全幕の演出・振付も行なう。
第46回「舞踊批評家協会・新人賞」受賞。谷桃子バレエ団創作公演15で演出・振付した「HOKUSAI」「道化師〜パリアッチ〜」は、第73回文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2016年文化庁の海外特別研修員としてミラノ・スカラ座バレエ団とアカデミーに振付・演出・教授法を研修。現在、谷桃子バレエ団シニアプリンシパル。

 

岩本 桂  Iwamoto Kei
Kei Ballet Arts 主宰

 

岩本桂

幼少より牧阿佐美に師事。橘バレエ学校卒業と同時に牧阿佐美バレヱ団に正団員として入団。 入団後、ソリスト、プリンシパルをつとめ、在団中はほぼ全ての公演に出演。
1993年に日本初演された『三銃士』の主演コンスタンス役に演出振付のアンドレ・プロコフスキーから抜擢され評価を得る。 その他、「くるみ割り人形」「ラ・フィーユ・マルガルデ〜リーズの結婚」などで主演。「誕生日の贈り物」「エコーイング・トランペット」「カミング・トゥギャザー」等の作品に初演メンバーとして出演。 1998年には村松賞受賞。 現在は、地方の舞台での公演活動の他、東京都立総合芸術高等学校市民講師など、後進の育成指導にも力を入れている。

 

木村 規予香  Kimura Kiyoko
元 ライプツィヒバレエ団 プリンシパル

 

木村規予香

元・ライプツィヒバレエ団(ドイツ)プリンシパル。
ローザンヌ国際バレエコンクール プロフェッショナル賞受賞。
日本冬季長野オリンピック 開会式イベントのプリンシパル。
マリカ・ベゾブラゾバ モンテカルロ王立バレエ学校留学。

フランクフルトバレエ団、シュツットガルトバレエ団(ソリスト)、著名な振付家の作品を数多く踊る。
その後、ライプツィヒバレエ団へ移籍、プリンシパルとなる。奇才ウヴェ・ショルツの“ミューズ”としてドイツ国内はもちろん世界で高い評価を得る。

現在バレエスタジオKKインターナショナルを主宰
洗足音楽大学のバレエ科講師
若いダンサーの育成のためKK youth projectを主催

 

真忠 久美子  Matada Kumiko
元 新国立劇場バレエ団 ソリスト・真忠久美子バレエスタジオ主宰

 

真忠久美子

6歳よりバレエを始める。
貝谷八百子バレエ研究所教師陣・宮城昇・山本禮子・石川恵己らに師事。
新国立劇場バレエ団にて、牧阿佐美・小林紀子・大原永子・石井潤らにも師事。 1993~1995年、ロシア(ペルミバレエ学校・ウファバレエ学校)に留学。
1996年、全日本バレエコンクールシニア部第1位 文部大臣賞 東京都知事賞受賞
1999/2000シーズンより新国立劇場バレエ団契約ダンサーとなる。
2002年、(故)ローラン・プティ氏の抜擢により、ローラン・プティ振付「こうもり」 ベラ役で主役デビュー、その後、「白鳥の湖」・「眠れる森の美女」・「くるみ割り人形」 などに主演。2005年名古屋愛知万博「愛・地球博」オープニング公演の主役を務めるなど 新国立劇場バレエ団の主役・ソリストとして活躍。
2009年、新国立劇場バレエ団退団。
2012年より「真忠久美子バレエスタジオ」を開設・主宰、後進の指導にあたる。

 

三谷 梨央  Mitani Rio
ABC-TOKYOバレエ団 ディレクター

 

三谷梨央

神戸生まれ、1才からウィーンに育つ。ウィーン国立バレエ学校を経てウィーン・コンセルバトリウム・バレエ科の公認バレエ指導免許を取得。17才でオーストリア・バレエ劇場に入団し、まもなくソリスト、プリンシパルと昇格。若いながらも当バレエ団のバレエミストレス、そして総監督を任せられる。ウラジミール・ツカノフ、ビルジニヤ・ツカノワ両氏に師事。1999年、視野を広めるべくアラスカへ渡り、ジュノー・ダンス・アンリミテッドの芸術監督を引き受ける。同時にニューヨーク、シアトル、ニュージャージー、アラスカ、オーストリア、フランスの各地でジゼル、くるみ割り人形、ゼンツァーノの花祭り、レ・シルフィードの主役でゲスト出演。ニューヨークのアメリカン・バレエ・シアターにてダイアナ・カティエール氏に学ぶ。2001年、フュージョン・ダンス・カンパニーのソリストとしてシアトルへ招聘、パ シフィック・ノースウェスト・バレエの福祉プログラムの教師を務めたのち、ニュージャージーのアトランティック・コンテ ンポラリー・バレエ劇場のソリスト兼バレエマスターに就任。 2002年、故国日本に戻り、2004年、夫クリスティアン・マルティーヌと共にABC-TOKYOバレエ団を設立。 2009年に東京、港区にて日本初の全額奨学金制プロ養成バレエスクール「オーストリア・バレエ・スクール」(abstokyo) を始め、以来【東京でバレエ留学】をキャッチコピーに、海外の有名バレエスクール同様のカリキュラムで数多くのプロを育成。卒業生の就職先にはイングリッシュ・ナショナルバレエ、カナダ・ナショナルバレエ、バレエ・ドゥ・モンテカルロ等、世界のトップバレエ団が並ぶ。

 

中平 絢子  Nakahira Ayako
BALLET・LE・COEUR 代表

 

中平絢子

大阪府生まれ。4歳よりバレエを始める。 国内のコンクールにて数々の賞を受賞し15歳で渡英。英国ロイヤルバレエスクール/英国イングリッシュナショナルバレエスクールに留学。卒業と共にオーストリア・グラーツ州立バレエにソリストとして入団。翌年ドイツ・ドレスデンバレエに移籍し、ノイマイヤー「幻想・白鳥の湖のように」の4羽の白鳥をはじめ、ジョンクランコ、ショルツ、グレンテトリー等の作品を踊る。2004年K-Ballet Tokyoに入団、翌年Jrソリストに昇格。数々のソリストを踊るとともに、熊川哲也プロダクション「くるみ割り人形」では初演クララ(DVDキャスト)を演じる。2006年に渡米し、ABTCに入団。翌年アメリカ・サラソタバレエに移籍。アシュトン、マシューボーン、マクミラン、ウォルシュ等、クラシック/モダンのプリンシパルロール、ソリストを踊る。2008年に帰国、PVやWebCMの出演、国内外の作品の振付/指導に携わると共に、バレエ・新体操の後進の指導にあたる。2012年11月にBALLET・LE・COEURを設立。

 

中村 恩恵  Nakamura Megumi
振付家

 

中村恩恵

ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル賞受賞後渡欧。モンテカルロ・バレエ団等を経て、イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターに所属し、世界を牽引する振付作家達の創作に携わる。退団後は、キリアン作品のコーチも務め、パリ・オペラ座はじめ世界各地のバレエ団や学校の指導にあたる。2007年より、活動拠点を日本に移し振付家としての活動を精力的に展開。Noism、K-Ballet Tokyo、新国立劇場バレエ団等に作品提供するなど活躍の場を広げている。舞踊批評家協会新人賞、芸術選奨文部科学大臣賞、服部智恵子賞、紫綬褒章等の受賞歴を持つ。現在はDance Base Yokohamaのゲストアーティストとして活動。

 

根岸 正信  Negishi Masanobu
元 ベルリンバレエコミッシェオーパー ソリスト・TANZ STUDIO M 主宰

 

根岸正信

新国立劇場バレエ団に創立当初よりソリストとして入団。全ての舞台においてソリストとして出演。 くるみ割り人形、テーマとヴァリエーション、ペトルーシュカにおいて主演。

2002年よりヨーロッパで活動。ベルリンバレエコーミッシェオーパーとソリスト契約。 モダン、コンテンポラリーの重鎮、新鋭振付家ブランカリー、アマンダミラー、ナチョドゥアト、マギードンロン、ガリリ、メリルタンカード、ラミーベアー、デボラコカー、ティムピギー等とクリエイションと出演。

2004年よりバレエドルトムントとソリスト契約。 フォーサイス、ハンスヴァンマーネン、マウロビゴンゼッティー、ケイタノソト、バランシン、ローランプティ等の作品に出演。同時にミュージカル、オペラ、ファッションショー等の舞台にも出演。年間約100の舞台に出演。その後フリーランスとなりダンサー、振付家として3カ国で活動。

2015年より日本で活動。後進の育成の為、TANZ Studio M を設立。現在、Ballet Class Deco バレエマスター、PIBC 審査員、スタジオアイビー講師を務める。

●受賞歴
日本バレエ協会主催アジアパシフィックバレエコンクール第1位受賞
舞踊評論家村松賞新人賞受賞
橘秋子記念財団助演優秀賞

 

岡部 舞  Okabe Mai
元 K-Ballet Tokyo ダンサー

 

岡部舞

福岡市の古森美智子バレエ団研究所にて学ぶ。
1997年ハーグ王立音楽院へ留学。在学中にネザーランドダンスシアターやオランダ国立バレエ団の公演に出演。1998年ネザーランドダンスシアターのウィーンツアーに参加し舞台に立つ。2000年卒業。
帰国後はK-Ballet Tokyo、松岡伶子バレエ団等で活躍。現在東京を中心に指導者として活躍中。 その他、日本バレエ協会都民芸術フェスティバル「ジゼル」全幕にてミルタを踊る。 ヤングバレエフェスティバル「卒業舞踏会」にてフェッテ競争を踊る。
中部日本全国バレエコンクール(全国バレエコンクール in Nagoya)ジュニア部 第2位

 

沖 香菜子  Oki Kanako
東京バレエ団 プリンシパル

 

沖香菜子

神奈川県出身。
2008年、文化庁新進芸術家海外研修制度にてモスクワ舞踊アカデミー留学。
2010年、チャイコフスキー記念 東京バレエ団に入団。
2018年よりプリンシパルを務める。
2020年、横浜文化賞 文化・芸術家奨励賞 受賞

 

沖山 朋子  Okiyama Tomoko
元 K-Ballet Tokyo ファーストアーティスト

 

沖山朋子

5歳より今村昌子に師事
東京新聞主催全国舞踊コンクールジュニアの部第3位、こうべ全国洋舞コンクール第3位、全日本バレエコンクール、埼玉全国舞踊コンクール入賞
ローザンヌ国際バレエ・コンクール・セミファイナリスト
1999年フランスマルセイユ国立バレエ学校留学、卒業
2001年カンヌ・ジュンヌ・バレエに所属
2003年オペラナショナルボルドーバレエ団に契約ダンサーとして所属、数々の作品に出演
2005年Kバレエカンパニーに入団
ファースト・アーティストに昇格
数々の古典作品に出演、Rプティ、Gバランシン、Fアシュトン、熊川哲也等の振り付け作品に出演
2008年よりK-Ballet School TTC(ティーチャーズ トレーニング コース)取得後、K-Ballet Schoolで教師を務める

 

奥田 慎也  Okuda Shinya
元 新国立劇場バレエ団 ソリスト

 

奥田慎也

法村友井バレエ学校から法村友井バレエ団へ入団。
英国ロイヤルバレエ アッパースクール卒業。
スタニスラフスキー・ネミロビッチ=ダンチェンコ・モスクワ音楽劇場バレエ団、新国立劇場バレエ団契約ソリストを経て、現在は法村友井バレエ団でクラス講師をしながら脇を固める役を演じる。
こうべ全国洋舞コンクール男性シニアの部第1位(96年)

 

小野 絢子  Ono Ayako
新国立劇場バレエ団 プリンシパル

 

小野絢子

東京都出身。小林紀子、パトリック·アルモン、牧阿佐美に師事。小林紀子バレエアカデミー、新国立劇場バレエ研修所を経て、2007年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。入団直後に、ビントレー『アラジン』の主役に抜擢され成功を収めた。その後、『眠れる森の美女』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『ラ·バヤデール』『ジゼル』、アシュトン『シンデレラ』、ビントレー『カルミナ·ブラーナ』『パゴダの王子』『シルヴィア』、プティ『こうもり』『コッペリア』、フォーキン『火の鳥』、ウィールドン『不思議の国のアリス』ほか数多くの作品で主役を踊っている。 11年プリンシパルに昇格。主な受賞歴に04年アデリン·ジェニー国際バレエコンクール金賞、11年芸術選奨文部科学大臣新人賞および舞踊批評家協会新人賞、14年服部智恵子賞、16年橘秋子賞優秀賞、19年芸術選奨文部科学大臣賞などがある。

 

大柴 拓磨  Oshiba Takuma
元 フランス国立パリ・オペラ座バレエ団 ダンサー

 

大柴拓磨

第14回神戸新聞主催全国洋舞コンクール 男性シニア部 第1位。
日本人男性として初めてフランス国立パリ・オペラ座バレエ団と契約し「イワン雷帝」に出演。その後、フランス国立ボルドー・オペラ座バレエ団にて多数の本公演、フランス内外のツアーに出演。 2006年に帰国後、実験的アーティスト集団[Alphact]を設立。
近年は別ジャンルのダンス公演、演劇、ミュージカルなど様々な舞台に出演し、舞台以外にも、ユニクロWebコンテンツ、サンスター、Zoff、新日本海フェリーのTVCMに出演するなど、多様な活動を展開している。

 

遅沢 佑介  Osozawa Yusuke
Osozawa Ballet Studio 主宰・K-Ballet Tokyo 名誉プリンシパル

 

遅沢佑介

栃木県生まれ。
1998年、こうべ全国洋舞コンクール ジュニアの部第1位。
1998年ジャクソン国際バレエコンクール銅賞。
2000年、ヴァルナ国際バレエコンクール ジュニアの部金賞。ハンブルグバレエ学校卒業。同年より、ドイツのライン・オペラ・バレエにプリンシパルとして在籍。
2007年、K-Ballet Companyに入団。2013年プリンシパルに昇格。
2008年、宇都宮エスペール賞受賞。2010年、韓国での「エトワール・バレエ・ガラ」に出演。2014年、ロシアでの「ヌレエフ記念ガラ」に出演。
2014年9月より、バレエ・マスターを努める。2020年よりゲストステージングレペティトールに就任。
2022年K-Ballet Tokyo 名誉プリンシパルに就任。

 

佐久間 奈緒  Sakuma Nao
元 バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル

 

佐久間奈緒

福岡市⽣まれ。三ノ上万由美バレエスタジオでバレエを始め、古森美智⼦バレエ団研究所にて研鑽を積み、その後、ロイヤル・バレエ・スクールで学ぶ。1995年にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団へ⼊団し、2002年にプリンシパルに昇格。
レパートリーには、「⽩⿃の湖」、「リーズの結婚」、「ロミオとジュリエット」、「眠れる森の美⼥」、「コッペリア」、「くるみ割り⼈形」、「ジゼル」、「⽕の⿃」など数多くの主役の他に「⼆⽻の鳩」、「チェックメイト」の⿊の⼥王、「エリート・シンコペイションズ」、「ランデブー」など多彩な英国バレエを代表する数々のレパートリーを踊る。芸術監督ディビッド・ビントレーによる「コンツェルト・ファンタジー」と「ザ・シーズンズ」では初演も務める。
また、ラトビア共和国バレエガラコンサートや、バーミンガムで⾏われたNATO会議のエキシビショ ンで踊るほか、バーミンガムで⾏われたエリザベス⼥王在位50年の祝賀会で⼥王に踊りを披露。 ロンドンのオペラハウスで⾏われた80 歳の誕⽣⽇のガラ公演にも出演。 2003年には英国ロイヤルバレエ団にて「バレエの情景」にゲスト主演。
バレエ団を代表して、2006年のロンドン、ロイヤル・フェスティバル・ホール改装後の杮落し公演、ニューヨークMET劇場でのアシュトン⽣誕100周年記念公演での「⼆⽻の鳩」など、数々の特別な舞台にも出演している。
その他⽇本では、スターダンサーズバレエ団にて「コッペリア」「ジゼル」「くるみ割り⼈形」に、新国⽴劇場にて当時芸術監督を務めていたビントレー振付「シルヴィア」に、アルゼンチンではテアトロコロンにて「⽩⿃の湖」でゲスト主演する。
2018年バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の⽇本公演、それに続く本拠地での舞台を最後にカンパニーを引退。2020年6⽉に、The Royal Ballet School’s Diploma of Dance Teaching を取得。2021年夏の「dance dance dance in 横浜」にてビントレーの「スパルタクス」を踊り、同秋、新国⽴バレエ団に「⽩⿃の湖」のコーチングとして招かれ指導する。

 

ヤロスラフ・サレンコ  Iaroslav Salenko
元 ウクライナ国立バレエ団 プリンシパル

 

ヤロスラフ・サレンコ

ウクライナ、キーウ生まれ。
1999年ウクライナ、ドニェツク国立バレエ学校卒業。V・ピーサレフに師事。
ドニェツク国立バレエ団にプリンシパルとして入団。
2000年 パリ、JBF・ユース・バレエ団入団。
2001年 マイアミ・シティ・バレエ団入団。
2003年 ウクライナ国立バレエ団プリンシパルとして入団。
2006年 から 2009年まで NBA バレエ団プリンシパルとして活躍。
現在、フリーとして活動中。 Salenko Ballet Studio 主催・代表。
レパートリーには、「ドン・キホーテ」、「くるみ割り人形」、「ワルプルギスの夜」、「ラ・シルフィード」、「海賊」、「ジゼル」、「眠れる森の美女」などがある。

<受賞歴>
2000年 ブダペスト国際バレエコンクール ルドルフ・ヌレエフ特別賞
パリ国際バレエコンクール フロレンス・ギルド賞
2002年 プラハ国際バレエコンクール 銀賞
2004年 キエフ国際バレエコンクール グランプリ
2005年 モスクワ国際バレエコンクール 金賞
2007年 ソチ、Galina Ulanova 国際バレエコンクー ル 金賞
2009年 第66回全国舞踊コンクール パ・ド・ドゥ部門 1位

 

佐々部 佳代  Sasabe Kayo
元 K-Ballet Tokyo ファーストソリスト

 

佐々部佳代

5歳よりバレエを始める。塚本洋子、松岡伶子、松岡璃映に師事。
USAインターナショナルバレエコンペティション(ジャクソン国際バレエコンクール)ジュニア部門 3位
東京新聞主催全国舞踏コンクール 2位
こうべ全国洋舞コンクール 1位
ザバレコン名古屋 1位

学生時代より、多数 ガラ公演出演。ウィーン国際バレエコンクールのガラ公演にてダニールシムキンと海賊のGPDDを踊る。 金城学院大学在学中、松岡伶子バレエ団公演にて『白鳥の湖』『ジゼル』にて主演。卒業時に学長賞受賞。
2012年〜2016年K-Ballet Tokyoに所属し、ファーストソリストとして主役、ソリストなど様々な役を踊る。結婚を機にK-Ballet Tokyo退団後、名古屋に戻り、松岡伶子バレエ団を拠点としながらゲストとして様々は舞台で主演をする。Kバレエカンパニーにて『ラプソディ(アシュトン振付)』にて熊川哲也氏のパートナーとして主役デビュー。 『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『ジゼル』『ドン・キホーテ』『シンデレラ』『ラ・バヤデール』『カルメン』『ベートーベン第九』にて主役を務める。他には『シンプルシンフォニー』オリジナルキャスト。『真夏の夜の夢』4人の妖精 など。

Kバレエカンパニー退団後バレエネクストにて、『シンデレラ』『ドン・キホーテ』『春の雪』
sbaジュニアカンパニーにて、『くるみ割り人形』
日本バレエ協会中部支部 『パキータ』
日本バレエ協会都民フェスティバル『白鳥の湖』
エプリバレエスタジオ『コッペリア』
松岡伶子バレエ団『くるみ割り人形』にて主役を務める。他ガラ公演多数出演。
2021年6月バレエスタジオクロエを主宰。

 

佐藤 麻利香  Sato Marika
谷桃子バレエ団 プリンシパル

 

佐藤麻利香

2004年カナダGoh Ballet Academyへ留学。2005年より同校スカラシップ留学。
2008年同校卒業後、Banff Dance Program に参加。ジョージ・バランシン振付『Divertmento#15』第5variation、ペギー・ベイカー振付『Julio Lumo』リーダーを踊る。同年、Ballet Ireland に入団 『Swan Lake』オデット/オディールを踊る。

2009年谷桃子バレエ団に入団。
『ドン・キホーテ』第3幕 第1 variation、『リゼット』リゼットの友人、『ラ・バヤデール』パダクションゴールド、第3幕 第2 variation、『白鳥の湖』オディールなどを踊る。2012年新春公演『シンデレラ』において主役デビュー。その後『ライモンダ』ライモンダ、『くるみ割り人形』金平糖の精、『白鳥の湖』オデット/オディール、『ジゼル』ジゼル、『海賊』メドーラ、『眠れる森の美女』オーロラ姫、『ドン・キホーテ』キトリ、『ラ・バヤデール』ニキヤなどを踊る。
2018年3月ロシアウラジオストクにてエルダー・アリエフ版『眠れる森の美女』にて主演。
また谷桃子バレエ団附属アカデミー講師、洗足学園音楽大学バレエコース非常勤講師を務める。

 

瀬島 五月  Sejima Satsuki
元 ロイヤルニュージーランドバレエ団 プリンシパル

 

瀬島五月

7歳より貞松・浜田バレエ学園でバレエを始める。
全日本バレエコンクールジュニア部 第1位、アジアパシフィック国際バレエコンクールシニア部 第1位を得て、英国ロイヤルバレエスクールに留学。卒業後、ロイヤルニュージーランドバレエ団にてプロのダンサーとしてのキャリアを始め、プリンシパル(主役)ダンサーとして活躍した。
2003年帰国後、貞松浜田バレエ団にてプリマバレリーナとして数々の舞台で主演。 日本バレエ協会、新国立劇場バレエ団などからもゲストとして招かれ主演。 2018年、Ballet Company West Japan設立、代表を務める。 2019年、FirstImpressionトリプルビル 2020年SecondProgression「ジゼル」全幕、Love to Dance 「瀬島五月フレンズガラ」など多数の公演をプロデュース、出演、好評を得る。 「ChampagneSupernova」「WonderLand」「ベートヴェン交響曲第5番「運命」」など振付作品も発表し評価を受けた。

主な受賞に、中川鋭之助賞、文化庁芸術祭新人賞、兵庫県芸術奨励賞、神戸市文化奨励賞。
「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「ドン・キホーテ」「ジゼル」「ラ・バヤデール」 「ロミオとジュリエット」「アンナ・カレーニナ」「バフチサライの泉」「椿姫」に主演するなど豊富な舞台経験があり、 バランシン、イリ・キリアン、オハッド・ナハリンなど国際的振付家の現代作品もレパートリーに持つ、日本を代表するバレリーナの一人である。

 

マイケル・シャノン  Michael Shannon
元アントワープ・ロイヤル・バレエ学校 芸術監督

 

マイケル・シャノン

アメリカ人初のボリショイバレエアカデミー卒業生。ボリショイ・バレエ団、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、ウィーン国立バレエ団、 ハンガリー国立歌劇バレエ団、 クレムリン宮殿バレエにてプリンシパルダンサーを務め、ブッシュ元大統領やクリントン元大統領、ゴルバチョフ元大統領の前でパフォーマンスをした経験がある。
2006年、グリニッジ・バレエ・アカデミーの共同創立者として学部長に就任。2008年度のユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)にてOUTSTANDING CHOREOGRAPHER AWARD(振付家賞)を受賞。2008年にはAmerica's Configuration Dance Theaterのレジデンスコレオグラファーになり、2008年、2009年、2010年度のArtvoice Best Dance Companyを受賞。 2010年~2014年、アントワープ・ロイヤル・バレエ学校芸術監督を務める。

 

塩谷 奈弓  Shiotani Nayumi
BalletClassDeco 主宰

 

塩谷奈弓

野間康子、牧阿佐美、法村牧緒、石川恵津子に師事。
82年全国舞踊コンクール第1位、文部大臣賞受賞。
88年全日本バレエコンクール入賞第1位、IBM賞受賞。
89年こうべ全国洋舞コンクール第1位受賞。
同年ローザンヌ国際バレエコンクールセミファイナリスト。
97年全国舞踊コンクール・パドドゥ部門第2位、バレエ奨励賞受賞。

90年ニューヨークで開かれた日米合同バレエ公演のゲストダンサーとして「パキータ」を主演。
90年牧阿佐美バレエ団入団。
95年アートバレエ難波津に入団。同団のプリンシパルとして活躍。
97年日本バレエ協会関西支部公演「ドン・キホーテ」の主役キトリ、98年「バラの精」を踊る。
その他青山バレエフェスティバル、日本バレエ協会公演等で活躍。
99年野間バレエ団入団。
2016年BalletClassDecoを開講。
2021年からPIBC(パシフィック・インターナショナルバレエ・コンペティション)広島、大阪、福岡開催の審査員を務める。
2022年3月 日本バレエ団連盟事業「マスタークラス」の指導者として貞松・浜田バレエ団のバレエ団クラスを指導する。
現在、幼児から大人まで生徒多数の指導にあたる。

 

須貝 りさ  Sugai Risa
須貝りさクラシックバレエスタジオ主宰

 

須貝りさ

幼少の子供からプロを目指す学生、オープンクラスまで幅広く指導にあたる。 国内開催の多くのコンクールで最優秀指導者賞を受賞し、(社)日本バレエ協会コンクールでは本選出場者を毎年輩出。 指導生徒が2013年以降 Y.A.G.P NY Finalに出場し、また2015年、2017年、2018年には同大会にて入賞を果たす。 2016年 International Ballet Competition VARNA (ブルガリア)、2019年より Asian Grand Prix (香港)、 2020年 PRIX DE LAUSANNE (スイス)等のコンクールで入賞、スカラシップを獲得するなど、海外を目指す人材育成にも力を入れている。

 

菅野 英男  Sugano Hideo
元 新国立劇場バレエ団 プリンシパル

 

菅野英男

茨城県出身。山本禮子バレエ団付属研究所、モスクワ国立アカデミーで研鑽を積んだ後に、インペリアル·ロシアバレエに所属。その後キエフ国立バレエに移りソリストとして活躍した。2010年新国立劇場にソリストとして入団し、13年プリンシパルに昇格、19年よりプリンシパル·キャラクター·アーティスト。これまでに『白鳥の湖』、『ジゼル』、プティ『こうもり』、ビントレー『パゴダの王子』『シルヴィア』、ダレル『ホフマン物語』の主役や、『ドン·キホーテ』バジル/ガマーシュ、アシュトン『シンデレラ』王子/義理の姉、マクミラン『マノン』レスコー、『ロメオとジュリエット』ティボルト/ロレンス神父、など様々な役を演じている。16年よりカンパニースタッフを兼任し、2021 / 2022シーズンよりバレエマスター、2023 / 2024シーズンよりゲストコーチとして後進の指導にあたる。

 

高岸 直樹  Takagishi Naoki
元 東京バレエ団 プリンシパル

 

高岸直樹

1986年、チャイコフスキー記念東京バレエ団に入団。翌年、ベジャールの「ザ・カブキ」において弱冠21歳で由良之助に抜擢され、一躍話題の的となる。以来、東京バレエ団のあらゆるレパートリーで主役を演じる。1989年、ブリュッセルのベジャール・バレエ団の公演に客演。ジョルジュ・ドンの代役として「ボレロ」を踊った際には、カーテンコールが25分という大成功を収めて、シルヴィ・ギエム、ローラン・イレールなど、世界の名だたるバレエダンサーとの共演も数多い。

また、東京バレエ団の海外公演にも20回近く参加。ベルリン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ロイヤル・オペラ・ハウス、ウィーン国立歌劇場、ボリショイ劇場など、各国を代表する歴史と伝統ある劇場において、数々の作品で主演する。

1995年のオーストラリア・バレエ団での3ヶ月の客演を始め、近年では、ベルリン「マラーホフ & フレンズ」、メルボルン「オーストラリア・バレエ団創立50周年ガラ」、フィレンツェ歌劇場「東日本大震災復興支援ガラ」など、海外での客演も多数。

29年間に渡り、東京バレエ団のプリンシパルとして第一戦で活躍した後、2015年に退団、特別団員となる。
現在は、身長187cmの恵まれた身体を活かし、バレエ、ジャズなどジャンルにとらわれず、ダンサーとして活躍する傍ら、舞台の振付も行っている。また、退団後に設立した自身のスタジオ 「髙岸直樹ダンスアトリエ」 などで、後進の指導にあたっている。

 

田中 ルリ  Tanaka Ruri
田中千賀子バレエ団・バレエスクール 主宰

 

田中ルリ

4歳より田中千賀子バレエスタジオにてバレエを始める。
ドイツ ハンブルクバレエ学校留学。田中千賀子・佐々木大・原田高博に師事。
1992年 中部日本全国バレエコンクール中学生部門 第1位
1993年 東京新聞全国舞踊コンクールジュニア部 第2位
こうべ全国洋舞コンクールジュニア1部 第1位
1999年 世界バレエ&モダンダンスコンクール、シニア部門 第1位金賞受賞
2001年度ベスト1新人賞受賞
2005年 財団法人松山バレエ団芸術奨励賞を受賞

第7回ラトビア バルチックバレエフェスティバルにゲスト出演
日本バレエ協会北海道支部公演「眠れる森の美女」に主演
都民芸術フェスティバル日本バレエ協会公演「白鳥の湖」「ドン・キホーテ」に主演
フランス リヨン「カンパニーリヨン旗揚げ公演」にゲスト出演
世界バレエ&モダンダンスコンクール「メダリスト達の競演」全国ツアーに出演
東日本大震災復興支援チャリティガラ東京公演 福島公演て神奈川公演に出演
バレエスタジオミューズ公演「くるみ割り人形」に主演
「エキシビションスペシャル エリェナ パブロワを称えて」にて瀕死の白鳥の湖を踊る
和太鼓・ピアノ・琴・パーカッション・フラワーパフォーマンスで結成された芸術音楽集団「Re:connect」の公演にゲスト出演し西島数博氏の振付を踊る。
2022年より母 田中千賀子から田中千賀子バレエ団・バレエスクールを受け継ぎ、後進の育成、福岡・関西を中心に踊りながら、全国各地で講習会やコンクール審査員を務める。

 

鶴谷 美穂  Tsurutani Miho
元 イングリッシュ・ナショナル・バレエ ダンサー

 

鶴谷美穂

FISTD, Enrico Cecchetti Final Diploma Holder
BASI® Pilates (Mat) Certification

英国ロイヤル・バレエ・スクール卒。日本人初のイングリッシュ・ナショナル・バレエ団員。故ダイアナ妃御前公演を始め、欧州にてツアーを重ねる。帰国後、新国立劇場バレエ団、Kバレエ・カンパニーでソリストとして活躍。長野五輪開会式ではソリストを務める。

現役引退後、英国チェケッティ・ソサエティ奨学金による招聘で再渡英。チェケッティ・メソッド実技資格の最高峰「エンリコ・チェケッティ・ファイナル・ディプロマ」、および英国ISTD教師資格「アソシエイト」を授与され、本格的に指導者の道をスタート。後にチェケッティ・メソッド教師資格の最高峰、英国ISTD教師資格「フェローシップ」を取得。現在は都内4拠点にて「英国ISTD認定バレエ・スクール The Ballet Garden」を主宰。有資格バレエ指導者の養成にも力を注ぎ、直近の指導者養成コースでは教え子全員をチェケッティ・バレエ教師資格試験(英国ISTD主催)合格へと導いている。BASIピラティス、マット指導資格保持。

日本から海外を目指す人材の育成にも力を入れ、エルムハースト・バレエ・スクール、ロイヤル・コンセルバトワール・オブ・スコットランド、イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール、入学オーディション講師。ロイヤル・バレエ・スクール「Japan Intensive」、The Wells 主催「エンリコ・チェケッティ・ディプロマ」等の通訳。その他国内外の講習会指導、コンクール審査員、マシュー・ボーン・ニュー・アドベンチャーズ、ゲスト講師として活躍。また、ジャンルを超えた創作活動として、安藤美姫(フィギュア・スケーター)公演やファッションブランド「MUVEIL」とのコラボレーション・バレエ作品を制作。構成・演出・振付を担当。

英国チェケッティ・ソサエティ・トラストより依頼を受け、「エンリコ・チェケッティ・ディプロマ DVD/Blu-ray」を翻訳・日本語監修(英国ロイヤル・オペラ・ハウス Opus Arte 出版)。

 

フランク・ファントンガレン  Frank van Tongeren
元 ジョージア国立バレエ団 プリンシパル

 

フランク・ファントンガレン

オランダ出身。オランダ国立バレエ学校、デン・ハーグの王立コンセルヴァトワールにて学び、舞踊学士号を取得。幼い頃からオランダ国立バレエ団の舞台に立ち、「くるみ割り人形」でフリッツや芸術監督の作品「Body」にて子役を務める。2010年に学校を卒業後、ノルウェー国立バレエ団に入団。2012年には香港バレエ団に移籍し、2014年にはコリフェへと昇格。2013年には韓国の国際コンクールにて審査員特別賞を受賞し、2015年にニーナ・アナニアシヴィリ率いるジョージア(旧グルジア)国立バレエ団にプリンシパルとして招待される。プリンシパルとして数々の主役を務め、成功を納める。ジョージア国内だけでなくアメリカやヘルシンキ、イタリアの舞台でニーナ・アナニアシヴィリのパートナーとして「椿姫」や「レ・シルフィード」などを踊り脚光を浴びる。2016年と2019年に『福岡インターナショナルバレエフェスティバル ガラコンサート』を企画した。
2018年に福岡に拠点を移し、現在はMargot Fonteyn Academy of Ballet のアカデミープレパレーションクラスを指導する他、ダンサー、振付家としても活動中。9月よりアメリカのMargot Fonteyn Academy of Balletのアッパースクール校長就任予定。

 

山本 帆介  Yamamoto Hansuke
元 サンフランシスコバレエ団 ソリスト

 

山本帆介

江川明氏に師事。1996年ロイヤルバレエスクールへ2年間留学。その後1年間、今村博明氏、川口ゆり子氏に師事し、バレエシャンブルウエストにて活躍する。1999年ナショナルバレエ・オブ・カナダに入団、2001年よりサンフランシスコバレエ団に移籍。2005年、ソリストへ昇進。著名な振付家、Sir Fredrick Ashton, George Balanchine, Jerome Robbins, John Neumeier, David Bintley, Hans van Manen, Mark Morris, Yuri Possokhov, Alexei Ratmansky, Liam Scarlett, Justin Peck, Helgi Tomasson, Stanton Welch, Christopher Wheeldon, などの作品の多くでソリスト、主役を踊りサンフランシスコを中心に世界各国で活躍する。

 

横瀬 美砂  Yokose Misa
EleNoble 代表

 

横瀬美砂

4歳より両親に師事。第2回アジア・パシフィックコンクールジュニアの部第3位、IBM賞受賞、第2回神戸洋舞コンク ールバレエシニアの部第1位、兵庫県知事賞、神戸新聞社賞受賞。ロイヤル・ウィニペグバレエスクールに半年在籍し、そ の後1年間アプリンティスとしてカンパニーと活動を共にする。
文化庁新進芸術家海外研修員としてナショナルバレエ・オブ・カナダに渡加。その翌年、契約。ジョン・クランコ、ジョージ・バランシン、ジェームス・クデルカ、サー・ケネス・マクミラン、アンソニー・チューダー、ジョン・ノイマイヤー、ウィリアム・フォーサイス、ポール・テイラー、ベン・スティーブンソン、ピーター・ライト、イリ・キリアンなど世界でも著名な振り付け家の作品の多くを主役、ソリストとして踊り、また日本国内では、青山バレエフェスティバル、日本バレエフェスティバル、ヤングバレエフェスティバル(日本バレエ協会主催)、ドリーム・オブ・ヤングダンサーズ(札幌)、中部バレエコンクール・ガラコンサート、その他日本バレエ協会、神奈 川芸術舞踊協会主催公演など、数多くの舞台にゲスト出演している。
ナショナルバレエ・オブ・カナダにて7年間活躍後、引退。外資系企業にて、マーケティング、コンサルティングなどを経験後、2001年にSOLO Ontario Limitedを設立。以後、SOLO Ontario Limitedの代表を務めながら、国内外でゲスト講師としても活躍後、2007年7月にSOLO Dance Education & Consultingとして独立。代表を務めながら、サンフランシスコ近郊にあるMarin Ballet、City Ballet School、Berkeley Ballet Theater Schoolのゲスト講師も務め、日本と海外のプロを目指すダンサー達の指導、およびそのご家族 へのキャリアコンサルテーションを提供。また2017年より、コンテンポラリーダンスプロジェクトOpto(オプト)のアーティスティックスタッフ補佐兼マネージャーも務める。
2021年8月、パシフィックノースウエストバレエの元プリンシパルの中村かおりとオーランドバレエ元プリンシパルの安川千晶と共に、バレエに携わる子供達の心身の成長を最優先に考えるバレエトレーニングプログラムを提供するEleNobleを日本にて開講。

 

※順不同。審査員は変更になる場合があります。

 

小泉 直美  Koizumi Naomi
バレエピアニスト

 

小泉直美

国内外に於いて各国のバレエ団芸術監督、プリンシパル、バレエスクール校長等のワークショップ及びオーディション、コンクール等の伴奏を務めるほか、バレエ団やバレエスクール、オープンクラス等で伴奏すると共に後進の指導にもあたる。


 

 

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