オランダ・マーストリヒト生まれ。ハーグのロイヤル・コンセルヴァトワールにてダンスを学ぶ。1977年にオランダ国立バレエに入団。17年間をダンサー、振付家やそして後にバレエマスターとして活躍する。ダンサーとして、ピーター・ライトなどの振付と踊り、フレデリック・アシュトンなどの振り付けの作品も舞台で経験する。1994年からの五年間は芸術監督並びに専属の振付家としてドイツ・ベルリンのTanztheater der Komischen Operで活躍。2009年から2年間はポルトガル国立バレエ団で教師として勤めたほか、ダンサーとクラシックからタンゴまで様々な舞台に立つ。2011年から2016年にかけてはアムステルダムにある国立ダンスシアターで芸術監督、2014年からはハーグのロイヤル・コンセルヴァトワールの教師として後輩育成に尽力している。
ジュール市バレエ学校で1985年から1991年の間学び、ハンガリアン・ダンス・アカデミーに転校、1995年に卒業する。1994年からハンガリー国立オペラ座のダンサーになり、間もなくプリンシパルとして活躍した。代表作はくるみ割り人形の王子、白鳥の湖のロットバルト等の古典作品の主役から、幅広い。2000年からはハンガリー国立オペラ座の名誉プライベートダンサーとして認められている。2002年にはインテルリーラ賞、2007年にはハランゴソー・ジュラ賞を授与された。
マヒェルは文字通りの勉強家であり、1996年にはハンガリアン・ダンス・アカデミーのクラシックバレエ教育学を専攻し、1998年に卒業。また間もなく2000年には理論専門作家を専攻し、2003年に卒業。その後2004年には舞台・映像芸術大学に入学し2007年に卒業。2011年からは博士課程取得の為に勉強を続けている。1998年からハンガリアン・ダンス・アカデミーに移り、アシスタント講師、副講師、講師、准教授、副校長等全ての段階を経て、現在校長を務めている。学校長、芸術監督であるジョルジ・サカーイ教授から絶大な信頼を置かれている校長である。
ロシア連邦文化功労者、国立ノボシビルスクバレエ学校副学長、クラシックバレエ・デュエットクラス担当教師。 1960年ロシア・イジェフスク生まれ。モスクワ国立舞踊学校(通称:ボリショイバレエ学校)卒業後、ノボシビルスク国立オペラバレエ劇場へ就職。『白鳥の湖』王子、『ジゼル』アルブレヒト、『眠れる森の美女』デジレ王子、『スパルタクス』クラッスス、『ロミオとジュリエット』パリス等、主要な役を務める。2002年国立ノボシビルスク教師大学を卒業。 25年間当バレエ学校の教師を務めている。その他、ロシア国内や海外(韓国、日本)で数多くのセミナーやマスタークラスを行い、その功績が認められ、ロシア連邦から文化功労者の勲章が授与された。
1998年にアントワープロイヤルバレエスクールを卒業。卒業後オランダにてNDT2(Nederlands Dans Theater)に入団。著名な振付家であるイリ・キリアン、ポール・ライトフット、オハド・ナハリンらと共に働く。1999年にキャリアアップのためにベルギーのフランダースロイヤルバレエへ移籍。ウィリアム・フォーサイス、デイビット・ドーソン、マルシア・ハイデ、クリスチャン・シュプックなどと働く機会を得る。 ダンサー引退後は、フランス、ポーランド、イタリア、トルコ、日本、アメリカ、ポルトガル、イスラエル、南アフリカなどの各国で教師、コーチ、マスタークラスなどを行い、YAGPやヘルシンキTanzolympなどの国際コンクールにてソロやアンサンブルの振付にも携わる。2012年にアントワープアルテシス大学を卒業し、舞踊教師ディプロマを取得。 現在は、アントワープロイヤルバレエスクールにてアシスタントディレクターとして、男性クラシックバレエ、パドドゥ、コンテンポラリーダンスの教師、振り付けを行っている。アメリカン・バレエアカデミーにて講師や振付家としても活躍中。
松山バレエ学校で学び、バレエ団でソリスト・プリマとして踊る。1979年慶應義塾大学在学中、第1回アメリカジャクソン国際コンクール銅メダル受賞。同年、文化庁芸術家在外研修員として2年間モナコに留学し、マリカ・ベゾブラゾヴァの指導を受ける。1986年東京シティ・バレエ団入団。プリマとして迎えられ、「白鳥の湖」「ジゼル」「コッペリア」「エスメラルダ」「真夏の夜の夢」などに主演する傍ら、オペラの振付けなども手がける。2008年文化庁研修員としてベルリン国立バレエ団に派遣され、ベルリンを拠点にヨーロッパ各地で研鑽を積む。2009年4月より、東京シティ・バレエ団理事長および芸術監督に就任。江東区との芸術提携を軸に多彩なバレエ団活動に努め、「ベートーヴェン交響曲第7番」(ウヴェ・ショルツ振付)の日本初演を実現させ好評を博した。また、NHK放送「ローザンヌ・バレエコンクール」の解説者のほか、「TANZOLYMP」(ベルリン)や「Korea International Ballet Competition」(韓国)など国内外のバレエコンクールの審査員も務め、献身的なバレエ教育を行っている。 主な受賞歴に、音楽新聞新人賞、第30回橘秋子優秀賞(2004年)、第38回橘秋子特別賞(2016年)など。 現在、洗足学園音楽大学バレエコース教授。
1976年京都で生まれ、1987年キエフバレエ学校に入学。卒業後キエフバレエ団にソリストとして入団、のちにウクライナ・アカデミー大学芸術学部教育学科を卒業。2002年にはロシア正教会より聖スタ二スラフ勲章受章、2003年にはウクライナ大統領よりウクライナ功労芸術家の称号を受ける。2007年より京都バレエシアター芸術監督に就任し、数々の全幕作品を手掛けるほか、観光大使としても出身地京都の振興・国際交流に寄与する。2012年にはキエフ国立バレエ学校芸術監督に就任、ウラジーミル・マラーホフ振付作品をはじめ多くの国際的な公演を成功させる。国際バレエコンクール、キエフ国際バレエコンクール、韓国国際バレエコンクール、JBC等様々な国際的コンクールの審査員を務める。ウクライナ国民芸術家の称号を授与され、2020年よりウクライナ国立文化芸術アカデミー教授に就任するなど、多岐に渡って活躍。
6歳より谷桃子バレエ団研究所でクラシックバレエを習い始め、18歳で英国Ballet Rambert Schoolへ留学。その間サドラーズウエルズシアターにてBallet Rambert 60周年記念公演にAntony Tudor振付「Soiree Musicale」のタランテラ役で出演。
スクールパフォーマンスにて「眠れる森の美女」オーロラ姫のパ・ド・ドゥを踊り卒業。
帰国後、谷桃子バレエ団に入団。「白鳥の湖」「ジゼル」「シンデレラ」「ドン・キホーテ」「リゼット」「ロミオ&ジュリエット」「令嬢ジュリー」等の全幕の主役をレパートリ―とし、ほか多数のバレエフェスティバルに出演、バレエ団内外でプリンシパルとして活躍。東京新聞主催全国舞踊コンクールジュニアの部第3位、シニアの部第2位。1995年「村松賞」受賞。
近年では創作作品「道化師~パリアッチ~」「ホフマンの恋」「HOKUSAI」を演出・振付し、チャコット主催公演「バレエ・プリンセス」「バレエ・ローズ・イン・ラブストーリーズ」やバレエ協会神奈川ブロック「ドン・キホーテ」全幕の演出・振付も行なう。
第46回「舞踊批評家協会・新人賞」受賞。谷桃子バレエ団創作公演15で演出・振付した「HOKUSAI」「道化師〜パリアッチ〜」は、第73回文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2016年文化庁の海外特別研修員としてミラノ・スカラ座バレエ団とアカデミーに振付・演出・教授法を研修。谷桃子バレエ団附属アカデミー芸術監督。
牧阿佐美バレエ団ソリスト、新国立劇場バレエソリスト、ベルリンバレエコミッシェ
オーパーソリスト、シアタードルトムントのソリストとして活動する。古典バレエからバランシン、ローランプティ、フォーサイス、ヴァンマーネン、ビゴンゼッティ、ナチョデュアト等のモダン、 コンテンポラリー作品に出演。 ウェストサイドストーリーのミュージカルやオペラ等にも出演。
1988年にアジアバレエコンクール第1位、1989年に村松賞新人賞、2000年に橘秋子助演優秀賞を受賞する。現在は、TANZ STUDIO M 代表を務める傍ら、オールジャパンユニオンコンクール、埼玉全国舞踊コンクールでは審査員を務め、K-BALLET GATE、チャコットでも指導にもあたる。
元・ライプツィヒバレエ団(ドイツ)プリンシパル。
ローザンヌ国際バレエコンクール プロフェッショナル賞受賞。
日本冬季長野オリンピック 開会式イベントのプリンシパル。
マリカ・ベゾブラゾバ モンテカルロ王立バレエ学校留学。
フランクフルトバレエ団、シュツットガルトバレエ団(ソリスト)、著名な振付家の作品を数多く踊る。
その後、ライプツィヒバレエ団へ移籍、プリンシパルとなる。奇才ウヴェ・ショルツの“ミューズ”としてドイツ国内はもちろん世界で高い評価を得る。
現在バレエスタジオKKインターナショナルを主宰
洗足音楽大学のバレエ科講師
若いダンサーの育成のためKK youth projectを主催
Jeune Ballet de France, ローラン・プティ設立のマルセイユナショナルバレエ、ロンドンシティバレエ、ウィーンフェスティバルバレエ、バレエクラシックサラゴサなど30年間以上にわたりヨーロッパ各地で踊る。 彼のダンスキャリアに並行し、フランスでの演劇活動、ミュージックビデオ(エルトン・ジョン)や映画、フランス、イタリアとイギリスでの定期的なテレビ出演を果たす。 また、何年間も国際的に賞賛されたミュージカルキャッツのミストフォリスの役をつとめパリ、ロンドンのウェストエンド、アムステルダムとUKツアーをおこなう。 ヨーロッパ各地の多くの学校で指導をする。ロゼラ・ハイタワー (カンヌ)、オフジャズダンスセンター(ニース)Urdaingアカデミーとウェスト・ストリートスクール(ロンドン)ハモンドスクールパフォーミングアーツ(チェスター)などでバレエの指導を行う。 2006年以来、ゲストダンサー、特別教師として定期的に来日。
LISTD Cecchetti
Enrico Cecchetti Final Diploma
英国ロイヤル・バレエ・スクール卒。日本人初のイングリッシュ・ナショナル・バレエ団員。同バレエ団のパトロン故ダイアナ妃御前公演を始め、ヨーロッパの主要な劇場にて数百回の公演に出演。帰国後、新国立劇場バレエ団ソリスト、Kバレエ・カンパニーソリストとして活躍。長野五輪開会式にてソリストを務める。
現役引退後、英国チェケッティ協会奨学金の招聘で再渡英し、日本人3人目のエンリコ・チェケッティ・ファイナル・ディプロマを授与される。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ附属学校「エルムハースト」ゲスト講師。英国「レガット・スクール」ゲスト講師。
現在は教師養成資格を合わせ持つ英国ISTDライセンシエイト(チェケッティ上級教師資格)を保持し、渋谷区神宮前にて「英国ISTD認定バレエ・スクール The Ballet Garden」を主宰。日本から海外を目指す人材の育成にも力を入れ、英国「エルムハースト」入学オーディション講師、「ロイヤル・コンサヴァートリー・オブ・スコットランド」入学オーディション講師、英国ロイヤル・バレエ・スクール元校長ダイアン・ヴァン・スクーア氏通訳などを担当。国内外のコンクール審査員としても活躍。
国内外に於いて各国のバレエ団芸術監督、プリンシパル、バレエスクール校長等のワークショップ及びオーディション、コンクール等の伴奏を務めるほか、バレエ団やバレエスクール、オープンクラス等で伴奏すると共に後進の指導にもあたる。